河出文庫 古典新訳コレクション 06<br> 源氏物語〈4〉

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河出文庫 古典新訳コレクション 06
源氏物語〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309420820
  • NDC分類 913.369
  • Cコード C0193

内容説明

揺るぎない地位を築いた光源氏は、夕顔の忘れ形見である玉鬘を引き取り、男たちの恋のさや当てを楽しむが、自身も美しい玉鬘への恋慕が諦めきれずにいた。苦悩しながらも懸想するが、それを受け入れまいとする若い玉鬘…。やがて思いも寄らない結末を迎えることになる。「初音」から「藤裏葉」までを収録。

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021年『源氏物語』で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきぽん

51
美しく賢くモテモテの玉鬘が結ばれた相手は…リアタイ読者である女房たちに大反響だったらしい玉鬘。お相手は好きなイケメンではない、そこは少女漫画と違ってリアルなところ。初恋の彼と結ばれる雲井の雁の方が少女漫画的で羨ましい。おじさん化する光源氏、不幸になる人もいる中、物語はいったん大円団。2025/02/26

けいこ

36
『初音』から『藤裏葉』まで。玉鬘を中心としたもの。光源氏は美しい玉鬘に惹かれて、手を出したい、でも娘として育てているしと、変な感情が相変わらず。そうこうしているうちに別の男性が妻にしてしまうが、この男性も一癖あり。玉鬘が嫌がっているにも関わらず押しまくり、正妻はそのせいで鬱になり実家へ帰る。玉鬘の本当の父親は仕方ないなぁと傍観しているし、みんななんだかなぁという感じ。対して、『藤裏葉』で夕霧と雲居雁が長年の両思いを実らせて結ばれたのは良かった♡千年前の恋愛物語、本当に面白い。2024/06/19

つーこ

32
40代、壮年期に入った光る君。おじさまなのに友人の娘にちょっかい出そうとするのがもう見てられない!もういい加減にしなさいよと言いたくなった。その後の夕霧と雲居雁がいい口直しに。2024/10/20

buuupuuu

28
夕霧と雲居雁の恋愛の成就は妙にすがすがしい。玉鬘十帖での、玉鬘や北の方のやりきれない話を読んだ後だからかもしれない。若い時に真面目だった反動か、年をとってから若い女にのぼせ上ってしまうおっさんの話は辛い。光君も相変わらずだが、それでもそれぞれの女性たちにこまめに気を配っている様子が描かれていて、そこが髭黒とは違うところなのだろう。ある女性を真剣に口説いていたと思ったら、次の瞬間には別の女性を口説きながら泣いている心境を、当時の人はどう受け止めたのだろう。千年も前の話だから勝手の分からないところが多々ある。2024/11/06

ベル@bell-zou

26
「初音」お正月。「胡蝶」モテモテ玉鬘を困らせる養父光君。「蛍」頑張る兵部卿宮を面白がる兄・光君。「常夏」どこぞから連れてきた我が娘・近江の姫に困惑する内大臣。「篝火」実の姉と知らず玉鬘に夢中な頭中将。「野分」頑張れ夕霧。「行幸」玉鬘が実の娘と知る内大臣。「藤袴」宮仕えの気苦労を慮り揺れる玉鬘。「真木柱」揺れる玉鬘を降ってわいたようにゲットした髭黒大将に灰をぶっかけて去る北の方。「梅枝」香。「藤裏葉」良かったね夕霧。>>玉鬘の拒絶がなかったら相当危かった光君の自制心。夕霧と雲居雁が結ばれて本当に良かった。2024/07/21

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