内容説明
一瞬で最良の決断を行い、トップスピードで行動に移すには“すぐやる脳”が必要だ。脳にやる気のスペースをつくる「脳内ダイエット」、複数のタスクを同時に進行できる「脳内To Doリスト」など、即断即決&即実行に導く31のポイントを伝授。「読むだけで脳が変わった!」など大反響を呼んだ、ベストセラーがついに文庫化!
目次
はじめに 結果を出せるビジネスパーソンは「すぐやる脳」を持っている!
1 「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」
2 リスクを取って「すぐやる脳」に!
3 「安住しない人」が未来の成功を手に入れる!
4 脳をやる気にさせる「自律」のメカニズム
5 仕事の速度をアップする脳の使い方とは?
6 「すぐやる脳」に変われば人生がガラリと好転する!
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京生まれ。脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。05年『脳と仮想』で第4回小林秀雄賞、09年『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
59
脳科学の視点からビジネス書。共感できる内容がふんだんにありました。以下メモ。すぐやることが苦手な人は、脳の抑制の外し方を知らないだけ。深く考えない方が上手くいく。何も意識せずに行えるよう習慣化することが成功への近道。瞬間トップスピードを習慣化する。自分が課す制約は逆に脳のモチベーションを上げる行為になり、何か閃いたり、解決策を生み出す。セレンディピティの3つの条件、行動、気づき、受容。常にプランbを用意する。自分で課題を見つけ成功体験を積み重ね、ようやくやる気が出てくる。どんな行為からもフローに入れる。2023/10/09
パフちゃん@かのん変更
24
深く考えないほうがうまくいく。何かをやらないと決めると脳に空き地ができる。おっちょこちょいがうまくいく、とりあえずやってみる。コミュニケーション能力が大事。人間の脳は「新しいことが好き」。締め切りをつくる。ご褒美が脳のドーパミンを誘い出す。自分の課題を見つけて、小さな成功体験を積み重ねる。他人を意識しないこと。疲れてきたら休む。一番重要なことは何かを考えながら行動する。迷ったときは「利他」の視点で。「すぐやる脳」抑制を外す。などなど・・・2025/01/30
かず
21
読書理由は、複数の学習をする中で、月当たり学習予定時間の達成率5割を超えたのが、半年経過して1月しかない状況を打開したいと思ったためである。ほとんどの記載内容はもう実践していたが、語学の学習は高確率で履修できているにも関わらず他の資格の学習が進まないのは、本音では楽しくないからだ、という事実に気づいた。法律も測量も楽しいものではない。これらの知識を得ることが「楽しくて仕方がない!」という、正に三昧の境地に入れると良いのだが。更にはこの行為が利他行に繋がると良いのだが。もう少し思案の余地ありです。2021/06/13
majimakira
11
脳内の「柔らかいToDoリスト」、無意識・フロー状態の作り方等、「すぐやる脳」に変えていくうえでのいくつかのテクニック論が良き学びとなったことはありつつ、最も重要なことを瞬時に見極め、トップスピードで行動することで利他に繋げることや、どんな些細なことでもベストを尽くして行動することで脳を鍛えることなど、やはりその目的や効果への共感が何よりの薬だと実感した。マインドセットをそこに持っていけさえすれば、こんなダメな自分でも、さすがに自ずとすぐやるだろうから…。茂木先生の著作は初めてだったが、興味深く拝読した。2023/03/05
naji
10
自分に基準を持とう!書いてあることは難しくない。あとは実践してなんぼなかんじです。2020/05/05
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- 和書
- 料理の誕生 河出文庫