伴走型支援―新しい支援と社会のカタチ

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641174665
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C1036

出版社内容情報

困窮や孤立,今日的なニーズへの支援として「伴走型支援」への期待が高まっている。この支援を通して社会はどのように変わるのか。10名のパイオニアが実践や研究の中から紡ぎ出す貴重なメッセージから,その概念や方法,課題や可能性について多面的に考える。

内容説明

ひきこもり、8050問題、ゴミ屋敷、生活困窮、子どもの貧困…。“深まる社会的孤立”につながり続ける支援を!

目次

第1部 伴走型支援を考える(伴走型支援の理念と価値;なぜ伴走型支援が求められているのか;単身化する社会と社会的孤立に対する伴走型支援)
第2部 人と地域に伴走する支援(伴走型支援と地域づくり―住民とともにつくる伴走型支援;アウトリーチと伴走型支援;越境する伴走型支援;日本における伴走型支援の展開)
第3部 新しい社会を構想する(伴走型支援と当事者研究;伴走型支援は本当に有効か;伴走型支援がつくる未来;あらためて伴走型支援とは何か)

著者等紹介

奥田知志[オクダトモシ]
NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師。これまでに3600人(2021年3月現在)以上のホームレスの人々の自立を支援。その他、生活困窮者自立支援全国ネットワーク共同代表、共生地域創造財団代表理事、全国居住支援法人協議会共同代表、国の審議会等の役職も歴任

原田正樹[ハラダマサキ]
日本福祉大学社会福祉学部教授。専攻は地域福祉、福祉教育。日本地域福祉学会会長、日本福祉教育・ボランティア学習学会会長などを務める。厚生労働省の地域力強化検討会(座長)、地域共生社会推進検討会などに参画。全国生活困窮者自立支援ネットワーク理事、全国社会福祉協議会・ボランティア市民活動振興センター運営委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

63
困窮や孤立、今日的なニーズへの支援として、「伴走型支援」への期待が高まっている。この支援を通して、社会はどう変わるか。向谷地生良氏や野沢和弘氏など、10名のパイオニアが実践や研究の中から紡ぎ出した貴重なメッセージから、その概念や方法、課題や可能性について多面的に考える――。編者の奥田知志牧師は、コロナ禍で「何も支援できなかった」と無力感に苛まれる支援者に、<しかし、闇が深まれば深まるほど光は明らかになります。私は、コロナ禍を生きる中で伴走型支援の価値が光のように明らかになったと感じています>と。同感! ⇒2021/10/15

ちえ

50
<伴走における「成果」とは何でしょうか。私は、それを「他者とのつながりにおける外発的な動機による意欲の醸成」だと考えています。「意欲」とは、自分が自分として生きたいと思えることであり「自分の物語を生きる」ことです。188><伴走型支援は繋がり続けることによって「物」を「物語」に帰る支援です。それは従来家族が担ってきた機能としての「物語化」を、社会や赤の他人が引き受けること、すなわち「家族機能の社会化」が伴走型支援の大切な役割190 >↓2022/02/05

Michio Arai

9
奥田知志氏は課題解決型の制度内福祉だけでは、生活困窮者支援には不十分で制度外福祉である伴走型支援と両建てとすることで初めて有効な支援となると提唱する。伴走型支援は脆弱化した「家族機能の回復(5つ)」を目指す。「サイレントプア」や「8050問題」「自分ごと」「制度のはざま」などを提唱したことでおなじみの勝部麗子さんは奥田氏と同じ問題意識を持っているよう。学生時代から生活困窮者支援にボランティア組織で長年取り組んでいる人が多くいることに驚いた。奥田知志さんってあのSEALDsの奥田愛基氏の実父なんだ。2021/12/30

Yuko

8
<ひきこもり、8050問題、ゴミ屋敷、生活困窮、子どもの貧困…。深まる社会的孤立に、つながり続ける支援を! 伴走型支援の基本的な概念や課題、価値、可能性から、これからの支援のあり方、社会のあり方までを論じる。> 2021年 問題解決を目指すだけではなく、ともに在ることの両輪の大切さを説く。 ボランティアは「相互実現の道」ボランティアする側とされる側ではなく、相互によりよく生きようという関係性こそがボランティアの世界である。自己実現のためではなく、相互実現をしていくこと。122 2021/12/02

gami

6
以前お薦めされ、やっと読むことができた。まず伴走型支援は、必然的に対人支援職の職業の特質を考えさせる点が興味深かった。その人の生き方や生活を脅かすのは、多面的で複数の課題が地続きで、家族の影響も大きい複雑な困難。単独で困難を解決しても人としての孤立は残り、生きる意欲は湧かない。意欲や関心は個人の領域だが、それは多くの(依存も含めた)つながりに支えられる。そうなると職限や制度で規定された対人支援職の存在自体がアンビバレンスだが、そこに支援してゆく。限界設定の重要性は語られるが一様ではないようで(1/4)2025/01/08

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