出版社内容情報
カラヤンとは何だったのか、今こそ。ベートーヴェン、モーツァルト、ワーグナー、ブルックナー、オペラ、近代……。
内容説明
カラヤンの凄さとは。どこが本質で、意外な魅力、弱点は―。モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナー、ブルックナー、ヴェルディ、プッチーニ、マーラー、ドビュッシー、シェーンベルク…。音色と疾走感だけでなく、思わぬところに美点を追究し、成熟した。カラヤンについて初めて一冊にまとめる文章は、吉田秀和の真髄でもある。
目次
カラヤン登場
人気の秘密
カラヤン
モーツァルトの演奏
カラヤンのモーツァルトで…
カラヤンとディヴェルティメント
ディヴェルティメント第一五番、他
カラヤンの『ドン・ジョヴァンニ』
カラヤンのベートーヴェン
ベームとカラヤンのベートーヴェン“ミサ・ソレムニス”
オペラ指揮者としてのカラヤン“指標”をめぐって
ザルツブルクの復活祭音楽祭―カラヤンとバーンスタイン
カラヤンのヴァーグナー『バルジファル』
ブルックナー再説―カラヤンそしてシューリヒト、ショルティ
新しくて古いロシア人
カラヤンのプッチーニ―オペラにおけるオーケストラの重要性
カラヤン/ベルリン・フィルのマーラー“交響曲第五番”
カラヤン―ドビュッシー、ヴェルディ、マーラー
カラヤンのシェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン―豊穣甘美な音
カザルスの死とカラヤン
カラヤンと老い
カラヤンの死
著者等紹介
吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。著書多数。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コチ吉
8810mcd
迦陵頻之急
鴨の入れ首
hal