河出文庫<br> 小川洋子の陶酔短篇箱

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河出文庫
小川洋子の陶酔短篇箱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309415369
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

川上弘美「河童玉」、泉鏡花「外科室」など、小川洋子が偏愛する短篇小説16篇と解説エッセイが奏でる究極のアンソロジー。

内容説明

短篇と短篇が出会うことでそこに光が瞬き、どこからともなく思いがけない世界が浮かび上がって見えてくる―川上弘美「河童玉」、泉鏡花「外科室」など魅惑の短篇十六篇と小川洋子の解説エッセイが奏でる極上のアンソロジー。

著者等紹介

小川洋子[オガワヨウコ]
1962年、岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。91年「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、13年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蓮子

118
小川洋子さんが選んだ16篇の短編集。それぞれの作品に小川さんの解説エッセイつき。泉鏡花の「外科室」、梶井基次郎の「愛撫」、中井英夫の「牧神の春」、色川武大の「雀」、岸本佐知子の「ラプンツェル未遂事件」など既読もありつつ、私好みの作品が満載。小川さんのセンスというか、チョイスが素敵なアンソロジーでした。初めて読んで気に入ったのは日和聡子の「行方」。この方の他の作品も読んでみたい。2017/09/14

rico

85
収められた16の短編はほぼ初読。読みやすいものばかりではないけど、1つ読んで、それぞれの作品につけられた小川さんの解説(エッセイ)に「あ、そういうことなんだ」て、また読みなおす。楽しい。グロテスクなまでの身体へのこだわり、どこともつかない世界のあわいを漂っている感覚など、小川作品を構成する要素のかけらがうっすら見えるのも嬉しくて。今回は「雀」「行方」が印象に残ったけど、次読むときにはまた違った作品に魅かれそうな予感。読友さん絶賛の庄野潤三も気になる。カバー絵同様、芳醇なワインのようなアンソロジーです。2021/09/23

佐島楓

75
エロティックで、幻想的な短編集。日本の近代文学作家による作品が多い。一番おそろしいのは、作品ひとつひとつに付記された小川さんの解説エッセイかも。2017/06/12

HANA

65
小川洋子が選ぶ短編アンソロジー二冊目。河童に招かれ、青年は牧神と化し、死んだ夫が帰ってくる。前巻に続きこれぞ短編、というものばかりを選ぶ編者の目利きが光ってる。川上弘美「河童玉」とか中井英夫「牧神の春」とか現実の中に幻想が忍び込んでくるような作品が特に面白く読めたのであるが、葛西善蔵「遊動円木」とか木山捷平「逢びき」、庄野潤三「五人の男」等唯々現実に即したような作品も、読んでいるうちにだんだん現実を超えていくというか、現実が幻想に変容していくような心地を覚える。これこそアンソロジーの醍醐味であるなあ。2018/11/12

あかり

59
小川洋子の選んだ作品の短編集です。 ファンタジー、シリアス、アンニュイな感じもあり想像力がかき立てられた。 暑い夏の夜、クーラーの効いた部屋で 気だるさを感じながら読みました。 2018/07/18

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