河出文庫<br> 天体嗜好症―一千一秒物語

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河出文庫
天体嗜好症―一千一秒物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784309415291
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ファンタジー、宇宙論、ヒコーキへの憧憬など、足穂コスモスの精髄を一冊に。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏絶賛シリーズ第3弾。

稲垣 足穂[イナガキ タルホ]
1900-1977 大阪生まれ。キカイ、飛行機、星月を愛し、宇宙論、A感覚を語る「エッセイ的小説、小説的エッセイ」は三島由紀夫をして「昭和文学のもっとも微妙な花の一つ」と言わしめた。

内容説明

タルホみずから「私が折にふれてつづってきたのは、すべてこの作品の解説にほかならない」と語った名作『一千一秒物語』、『天体嗜好症』にまとめられたファンタジーの数々、「宇宙論入門」をはじめとする比類なき宇宙論・空間論、そして、タルホが愛してやまなかった“ヒコーキ”への憧憬…タルホ・コスモロジーを一冊に精選。恩田睦、長野まゆみ、星野智幸氏推薦!「21世紀タルホスコープ」第3弾。

目次

1 『一千一秒物語』
2 天体嗜好症(散歩しながら;パンタレイの酒場;Aと円筒 ほか)
3 宇宙論入門(私の宇宙文学;ロバチェフスキー空間を旋りて;僕の“ユリーカ”)
4 ヒコーキ野郎たち(空の美と芸術に就いて;滑走機;逆転 ほか)

著者等紹介

稲垣足穂[イナガキタルホ]
1900年‐1977年。大阪生まれ。佐藤春夫に“一千一秒物語”を送って知遇を得、横光利一にも評価されるが、佐藤と袂を分かって文壇を離れ、放浪生活に入る。のちに三島由紀夫、澁澤龍彦らによって再評価され、その後も作家をはじめ熱狂的愛読者が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

19
ムーンライダーズファンには必須アイテムの「一千一秒物語」を今ひとたび読みました。と同時に「天体嗜好症」も同時収録、こちらは初めて読みました。ここまでの突き抜けぶりには類似の作家が見当たらない、敢えて言えば宮沢賢治かなあとも思うが足穂は宮沢賢治ほどウエットではなくむしろドライなのである。時代を超越してるとも言える。凄すぎるわー。2017/05/03

Porco

17
再読。様々な散文詩のようなシュルレアリスムみを感じる【一千一秒物語】とタイトルそのままに足穂が魅せられた天体のお話が収録された【天体嗜好症】。足穂のエッセイみたいなところがある後半より、前者と後者の中頃の方が夢見るように落ち着いて楽しめはした。”天体”と”機械”に惹かれているなら納得ではあるのだが、急に数学的な学術論考を出されると、良い心地に水をかけられたように感じてしまう。2024/05/18

きりん

3
やっと3冊読み終わった…こんな時間をかけて読んだのは久しぶり。たぶん半分以上理解できてないけども……まぁ「宇宙人」ですわ。2018/07/03

その他

2
帽子をはたき落とす箒星、ガス灯と月明かりで照らされる街、月光に反応する化学ガス… なんだかTOMOVSKYのイラストやジョルジュデキリコの絵画のような映像が浮かぶ。2022/12/13

cage

1
パラパラと読むと、本当にようわからん。 ゆっくり読むとじんわり解ったような気がしてくる。 予備知識がないと、そして言葉とその概念を繋げる想像力が無いと何一つわからないと思う。何回読んでも新たな発見があるのが楽しい。 とにかく哲学、神学、数学からのインスピレーションが多い、 気がする…2019/03/06

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