河出文庫<br> デザインのめざめ

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河出文庫
デザインのめざめ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 147p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309412672
  • NDC分類 757.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日常のふとした瞬間に潜む「デザインという考え方」を、ていねいに掬ったエッセイ。日本を代表するグラフィックデザイナーによる好著

【著者紹介】
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。株式会社日本デザインセンター代表取締役、原デザイン研究所所長。『デザインのデザイン』で2004年サントリー学芸賞受賞。著作に『白』、『日本のデザイン』など。

内容説明

日常のなかのふとした瞬間に潜む「デザインという考え方」を、ていねいに掬ったエッセイたち。マカロニ、温泉、アルパカのセーター、そして数学…ごくパーソナルな視点を研ぎ澄ますことで見えてくる、デザインが立ち上がる瞬間とは―。日本を代表するグラフィックデザイナーによる好著。

目次

表面張力の美学
消え去った映像
エレガントなハエ
マカロニの穴のなぞ
手のひらの装丁
「紙メール」の優雅
ミイラとリサイクル
コンコルドと新幹線
都市と風呂の未来
「割れしいたけ」の実力〔ほか〕

著者等紹介

原研哉[ハラケンヤ]
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。株式会社日本デザインセンター代表取締役。武蔵野美術大学教授。2002年より無印良品のボードメンバーとなりアートディレクションを担当。多様な領域を横断しつつデザインを実践。著書『デザインのデザイン』(岩波書店)で2004年サントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

88
普段なんとはなく使っているモノ、この形が当たり前だと思っているモノ、そんな、頭が凝り固まった私に、原研哉さんの文章と発想が、脳への心地よいマッサージとなり、刺激を与えてくれました。「傘のかなしみ」での、傘に寄せる感情表現や、「お腹で服を着よう」での、ある年齢になると太ってくるのは、人間の体の中にそういう設計図があるからだと思うと語るのを見てニンマリ。それは、真摯に生きた結果、(体型は)他にかえがたい独自性ウンヌンと続くに至っては、ちょっと突き出た下腹を見ながら「ウンウン」と何度もうなずいてしまいました。2014/06/29

モリー

62
今年読んだ本の中で、最も知的興奮を覚えた本です。デザイナー、原研哉さんの思考回路の一端を覗かせてもらいました。もしも、私の頭の中に原さんの思考回路をコピーして埋め込むことが出来るなら、埋め込んだ後、世界はどのように私の目に映るだろうか。それは無理としても真似することは出来るはず。(たぶん)それも無理ならせめてサハラ砂漠で立ち〇便してみたいです。表紙のデザインはその曲線を表しています。「まるで地球と自分のはらわたが一本のヒモで結ばれ、自分の体内にあるものをみるみる自然にすいとられていく感じ。」だそうです。2020/07/16

糜竺(びじく)

38
初めて、デザイナーが著者のエッセーを読みました。私はデザインとかそういった美的センスはほとんどないので、逆に読んでみて、デザイナーの見る物事の目線が、自分と全く違うのを垣間見る事が出来て勉強になり、視野が少し広がった気がします。考えてみると、どんな所にも、デザインされて出来上がったものが世の中にあふれているんですが、私自身、物を見てこれは素敵なデザインだな、と頭の中に考えた事すら皆無に等しかったので非常に新鮮でした。デザインの立ち位置的なものもエッセイの中に書かれていて、なるほどな思いました。2017/09/28

阿部義彦

18
マイ本屋で河出書房新社在庫希少本フェアをやっていてそこから、一冊選びました。著者の原研哉さんは初めて聞く名前でした。元々は日本経済新聞に連載されていたエッセイをまとめたものに新作を加えたとの事。株式会社日本デザインセンター代表取締役。マカロニは何故あんなデザインになったのか、活字のレイアウトの作法について、テーブルクロスはなぜ白いのか?等、生活、美術、デザインテクノロジーに関するエッセイで楽しめました。数学者の森田真生さんの解説も素敵です。『デザインは数式や計算のない数学のようなものかも知れない。』2023/12/16

nbhd

18
「もし無印良品がプロ野球チームを持ったら…」的な空想モノから「サハラ砂漠で立ちションしたら、地球と自分が1本の線でつながった」的な紀行モノまで、デザイナー原研哉さんによる、わりと饒舌なエッセイ集。注目したいのは本文よりも「数学する身体」の著者・森田さんが寄せているあとがき。かつて、森田さんは「デザインは数式や計算のない数学のようなものかもしれない」と着想したらしい。森田さんの師匠筋・岡潔の勘所である「数学の情緒」と、モノとヒトのあいだにあるかたちとしてのデザインが、たしかにつながっているなぁ、と感触した。2017/05/06

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