内容説明
東京美術学校校長非職騒動、九鬼男爵夫人波津子との灼熱の恋、姪貞との秘められた関係、デーヴィ夫人への愛―。近代日本美術の理論的指導者でありながら、その性格と行動ゆえに数々の「敵」を持った天心。清張自ら天心の足跡をたどり、新たに資料を発掘し、彼の人間性を精緻に描いた異色の評伝。
著者等紹介
松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年、福岡県小倉市生まれ。作家。1953年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。『点と線』『ゼロの焦点』などで社会派推理小説ブームを起こし、『日本の黒い霧』では社会派ノンフィクションの先駆けとなった。また、古代史、歴史小説、評論の方面でも旺盛な創作活動を展開した。1992年逝去。個人資料館として、小倉城内には北九州市立松本清張記念館が開設されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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