内容説明
ヴァルター、バーンスタイン、バルビローリ、ショルティ、カラヤン、レヴァイン、ブーレーズ、シャイー、シノーポリ…。生誕150年、没後100年を迎え一大ブームとなった作曲家、グスタフ・マーラーの交響曲を始めとする音楽と、その演奏解釈の魅力をたどる。
目次
マーラーを伝えた人
マーラー
ヴァルターのマーラー
ショルティのマーラーの交響曲
新しいマーラー像―バーンスタインからレヴァインへ
カラヤンのマーラーふたたび
シノーポリ指揮ヴィーン・フィルのマーラー 交響曲第一番
交響曲第三番―ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
交響曲第四番―リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
交響曲第五番―ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第八番
表現主義的ネオ・バロック 交響曲第九番―サー・ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マーラーの交響曲第十番について
大地の歌
マーラーの歌
カンタータ「嘆きの歌」―リッカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
マーラーの流行をめぐって
著者等紹介
吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。現在、水戸芸術館館長。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のため音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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