内容説明
七つめの感覚である第七官―人間の五官と第六感を超えた感覚に響くような詩を書きたいと願う、赤いちぢれ毛の少女・町子。分裂心理や蘚の恋愛を研究する一風変わった兄弟と従兄、そして町子が陥る恋の行方は?読む者にいまだ新鮮な感覚を呼び起こさせる、忘れられた作家・尾崎翠再発見の契機となった傑作。
著者等紹介
尾崎翠[オサキミドリ]
1896年、鳥取生まれ。女学校時代に「文章世界」へ投稿を始める。故郷で代用教員となった後、上京。日本女子大学在学中、「無風帯から」を発表。同大学を中退後、文学に専念し、「アップルパイの午後」「第七官界彷徨」などを発表。32年、病のため帰郷、その後音信を絶つ。戦後は一時、行商をしていた。69年、「第七官界彷徨」が再発見された後も執筆を固辞。71年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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