出版社内容情報
泣き出しそうなくんちゃんに、「泣いちゃえ、泣いちゃえ」とささやく声がします。くんちゃんを泣かせようとしているのは誰?
くんちゃんが、お兄ちゃんとおもちゃの取り合いをして泣きそうになっていると、どこからか「泣いちゃえ、泣いちゃえ」と声がしました。そのあともたびたび聞こえてくる声を不思議に思っていると、ひとりぼっちになったくんちゃんの前に姿を現したのは……? 泣き出しそうな子どもの、心の中の葛藤を描きます。
【著者紹介】
なかのひろたか 1942年、青森県生まれ。1964年、桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業。卒業後、アニメーション・スタジオ、デザイン会社勤務を経て、現在は絵本の創作に取り組んでいる。作品には、『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』『ゲーとピー』『およぐ』(以上、福音館書店)などがある。
内容説明
くんちゃんが、お兄ちゃんとおもちゃの取り合いをして泣きそうになっていると、誰かが「ないちゃえ ないちゃえ ないちゃえ…」と変なことを言います。いったい誰が…。