内容説明
越後の虎・上杉謙信の薫陶を受け、その後継者景勝の股肱の軍師・参謀となった英傑の生涯を描く長編。青春時代、関ヶ原戦の駆け引き、宿命の女性、そして敗戦後、領地を大きく削られた米沢での苦心の名治世…。一度割愛された冒頭二章を復活してまとめた、初めての完全版。最高最強のナンバー2の本懐。
著者等紹介
井口朝生[イグチアサオ]
1925年、東京生まれ。日本大学文学部卒業。時代小説・歴史小説作家。『雑兵伝』『すみだ川余情』で第一回日本作家クラブ賞受賞。1999年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。