内容説明
「ミンクが覚醒すれば、イオは消滅します…あなたはそれで平気なんですか」―美貌の亜人ジャウが、シュイに近づく時、最も危険な人物の影もまた忍び寄っていた。超人気巨篇シリーズ、ついにクライマックス突入!最後の闘いが今、始まる…。新世界をめぐるQ&A/長野まゆみ自身による図解・カバーイラスト集付。
著者等紹介
長野まゆみ[ナガノマユミ]
東京都生まれ。88年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
15
シュイがとにかく切ないです。何が夢で何が現なのか…ここまで来てもまだわかりません。最後にジャウが…!となったので、最終巻も楽しみです。2015/05/06
まゆら
11
最終五巻に向かって、急展開の四巻目。もはやどう終結するか予想もつかないけど、なんとなくテレヴィジョン・シティと似た状況も見受けられて、もうすでに切ない終わりの予感がします。救いが少しはあればいいなと期待して五巻へ。2014/07/13
橘
8
誰がHALASSで誰がラシートで、誰が誰の子どもで…というのがそろそろ解らなくなってきましたが、謎めいていく感じが良いです。ジャウ好きだったので悲しいです。2021/01/23
ゆゆゆ
6
イオとシュイの関係が好きだったので、シュイがどういう思いで(イオの記憶が消えると知りながら)恩寵の注入に及んだのかなど考えていると辛かったです。間をあけて読もうと思っていましたが気になりすぎてすぐ5thを読みはじめました。ジャウは本当に良い人…。2013/07/08
sui
3
12。シュイ目線になってからというもの、ずっと悲しい。ずっと切ない。彼のたったひとつの望みが「自己の完全なる死」ということもそうだけれど、何よりここまで来ても誰を信用すればいいのか分からなすぎて、振り回される度に頭が困惑しまくり。ずっと、少しでも救いがあればいいなと思っているのに、それが想像できないことへの不安が募る一方です。2020/02/09