内容説明
好きなものは美女と野球。のんべんだらりんと、底の浅い濁流のような毎日。タキシードを着て司会をし、双子の姉妹やコントの国の人に会い、レコード会社を作り、オカンとオトンと三人で夜の東京タワーを見て…コク深くて笑いに満ちた、愛と哀しみのエッセイ集。
目次
金色の男と夜空と司会者
極道の犬たち
ヒゲの女
ジャパゆきさんの時代
シンクロ鬼コーチ
みその破壊力について
いけしゃあしゃあ
スタンド・バイ・ミー
普通のSEXアカデミー賞
抱いて〔ほか〕
著者等紹介
リリー・フランキー[リリーフランキー]
1963年、福岡県生まれ。武蔵野美術大学卒。文筆家、イラストレーター、写真家等、ジャンルを超えて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
83
⭐️⭐️東京タワーが良い作品だったので、手に取りましたが、かなり期待外れな作品でした。西原理恵子さんをヒドくしたようなかなりお下劣な表現が満載です。お好きな方はどうぞ!2015/08/05
とち
82
深いなぁと思う話があったと思ったら突き抜けてお下劣お下品な話があったりと振り幅がとんでもなく大きいエッセイ集。とりあえず、食事前と電車内で読むのはオススメできないかな(笑) ママンキーとパパンキーの話をはじめ、『東京タワー』に登場する人物やエピソードに触れた話も少しあるのですが、その温度差・ギャップが楽しいです。2014/05/14
ホッパー
64
シモネタ三昧な内容、文章の勢いがスゴイ。この頃があって今のリリーさんがいるのだなと謎の納得感があった。2021/07/17
nemuro
46
かれこれ1週間余り。すぐに固まりPCでの操作ができない。今のPCを買ってから随分経つし何らかのバージョンの古さに起因するものと思われる。ただ読書メーターだけの現象でアメブロなど他の場面では特に支障ない。まあ、時にはこんなこともあるのだろう。いつしか自然修復されることを勝手に期待しつつ、指の太い私だがとりあえずスマホにて。土曜日の夕方、ドライブ中に『スナックラジオ』を聴きながらそういえばリリー・フランキーって何者なのかと思い、買ってみた本。う~む。かなり懐が深そうではある。絵本『おでんくん』が少し気になる。2021/12/26
ミナコ@灯れ松明の火
41
下ネタである。それは間違いない。ただ、人から「下ネタの人なんでしょ?」と言われると若干イラッとするのは何故なのか。下ネタの合間に挟み込まれる寂しさや切なさの中毒になっているせいなのか。立派じゃない、カッコ悪い、でもいいじゃないか!2011/08/14
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