内容説明
花咲くルンビニーの園、サーラ樹の下で釈尊は誕生した。なに不自由のない宮廷の生活であったが、老・病・死について思索をめぐらし、ある夜ひそかに城を抜け出す。苦行の末、菩提樹の下で正覚に達する。こうした釈尊の一生を、ゆかりの地の写真、アジャンターの壁画やガンダーラの仏像など、仏教美術の名品とともにたどる。
目次
釈尊誕生(シャーキャ族;生誕の時 ほか)
道を求めて(師を訪ねる;苦行六年 ほか)
布教の旅(ヤシャの出家;カーシャパ三兄弟の帰仏 ほか)
最後の旅(ガンジス渡河;ヴァイシャーリー滞在 ほか)
著者等紹介
安田治樹[ヤスダハルキ]
1949年、石川県生まれ。成城大学大学院博士課程修了。東洋美術史・仏教美術史専攻。現在、根津美術館学芸課長
大村次郎[オオムラツグサト]
1941年、中国の新京生まれ。多摩美術大学付属多摩芸術学園写真科・青山学院大学卒業。アジアを中心にフォト・ルポルタージュを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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