感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
1995年刊行のエッセイ集。同じ年に『恋』が発表されてはいるものの、小池真理子の軸足はミステリに置かれていた時期だということを差し引いたとしても、あまりにも軽いエッセイ群ではある。忙しさからか、そもそも雑誌連載時から気乗りがしなかったのか、読みどころを探すのが難しいほどの、書きなぐったかのような雑さが気になる。と同時に、男女や若者といったカテゴリに対する視点がステレオタイプで、現在の目から見るとヒヤヒヤしてしまうくらいに無防備なのだ。逆に言えば、正直なエッセイでもあるのだが。(つづく)2021/03/26
貴
11
「担当編集者から電話がかかってきて、いかがでした ? と聞かれるのが一番つらい。あんなブス顔、掲載しないでよ、と言いたいのだが、なかなかよくできたページだったわねとニコニコ返答する」この複雑な気持ちの部分が、とてもおもしろかった。2025/06/01
しばこ
10
20年程前に書かれたものなので、今は当時とは考えがかわったりしてるのかなとか思いながら、共感したりそういう考えもあるのかと感じながら読んだ。2019/06/18
るか
1
賛成できることも賛成できないこともあるがとりあえず読みやすくて面白い 2019/11/12
いちごん
1
10年以上前に書かれたエッセイ集なので、多少時代錯誤的なものを感じたが、自由奔放につづっているたりがネコ的なのかもしれない。ネコ自体を取り上げたお話は少しだったのでタイトルから手にとった私には少々物足りなかった。2011/09/05
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- 和書
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