内容説明
大量の知識をどんな方法で記憶していた?どんなノートのとり方をしていた?難しい本はどうやって読めばいい?時間を有効に使って勉強する方法は?やる気を持続させるにはどうする?―結果を残した人たちが選んだ勉強法を公開。
目次
第1章 東大生の記憶術(覚えた本は捨てて記憶する;大声を出しながら部屋中グルグル回って記憶する ほか)
第2章 東大生のノート術(オリジナル一問一答形式ノート;略文字と記号を駆使する ほか)
第3章 東大生の本の読み方(一冊の参考書を徹底的に攻略する;自分のノートよりプロの参考書を選ぶ ほか)
第4章 東大生の時間の使い方(長時間よりも1秒の空き時間に1単語暗記;一日を1時間単位で区切ったスケジュール表を使う ほか)
第5章 東大生の続ける技術(ガムで集中力を自在にコントロールする;「理想の自分」をイメージする ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yumi
12
《図書館本》勉強を楽しんでやるものに変える!これが一番だと思いました。その他ノートの作り方や暗記の仕方等とてもためになりました😊✨2023/08/20
G-dark
10
東大生が実践した勉強法は一人ひとり違うけれど、中でも、P52~56の「オリジナル一問一答形式ノート」を作る勉強法やP67~69の「問題集より使える自作問題集ノートを作る」が特に参考になります。そもそも内容を理解していなければ問題文と解答を作ることは不可能。また、問題文と解答になるべく多くの知識が盛り込まれるように作成するのはかなり高度です。問題文と解答を作ることでより記憶が定着するだけでなく、試験問題を作る側の気持ちを想像し、予想問題集をも作れるようになります。2017/11/19
greenman
8
あまりこの手の本は買わないのだけれど、近所の書店でイチオシ!と書かれたpopを見てついつい購入。内容を読むと誰もが自分自身の勉強法をもっていることがわかるが、分析してみると常にふたつのグループがいて、そのどちらに自分の勉強法が合っているかを知ることが本書を読む意味だろう。文章術とか整理術の本をそれなりに読んできた僕としては、いろいろと試してみて本当に自分に合った方法しか結果を出すことはできないとわかる。ちなみに僕は完全に整理するよりも、まずある程度イメージをつかんでからまとまったノートを作ったりしている。2013/01/31
読書の術
5
☆3 タイトル通りの本。この本の内容が事実だとすると「東大生はみんな○○だった」系本を見る目が変わるかも。参考になる勉強法が多いが、明らかに駄目なものもいくつかあった。人それぞれというだけではなく、同じ人でも試験にさえ合格すればいいという場合とその先のことも考える場合とでは勉強方法も変わってくるとも思う。p.67「自分が感じたことも書け」が印象に残った。残念な所は、勉強法の違いについての割合などをデータとして示していない所。その他の勉強方法を知りたいのなら「最強の勉強法―究極の鉄則編」がオススメ2015/02/03
コホーー
5
主体的で、合格という明確な目標をもち、寝るま間を惜しむというよりは時間を効率的に使い、なおかつモチベーションを保つよう工夫して勉強のできるエピソードが詰まっています。教科書をしっかり覚えれば参考書は要らないといった話は、学生時代、教科書だけでは受験対策ができないと思っていた自分としては驚きました。あと、内容をしっかりと理解しながらも、基本的には丸暗記してしまう点がスゴイですね。2012/09/10