内容説明
「あたし、成仏できないうちはちょいちょい来るよ、他に行くとこもないからね」好きで一緒になった女房のしづ子が死んで一年。新しい女房は貰わないという約束を破った壮太郎のもとに、初夏の宵…。気鋭の女性作家の話題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
33
☆☆☆★ 何ともあっけらかんとした前妻の幽霊と、今の女房との、小気味良い会話が魅力的だった。落語が下地となっているのが良くわかる文体。もう少し居酒屋での人情噺的なエピソードが欲しいなと思った。2021/03/09
読み人知らず
2
この男がちょっとかわいそうだなぁ。二人の女に挟まれて、いろいろと思案することもまるでダメ。でもこういう三人暮らしってなんだか楽しそうだなあ、と思わされる時点でこれは名作なのでしょう^^2014/09/15
littlelielittle
2
怖くない幽霊もの。2011/12/25
笑える本を読も男!
2
ゆうれいのいる生活。おどろおどろしさ0。だけどゆうれいがいる。2010/07/10
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