内容説明
日本の危険生物418種を完全網羅!野山や川・海で活動するすべての人が知っておくべき「危険な生物」を紹介。どのような危険があるのか、「被害実例」をはじめ、「予防」「症状」「応急処置」などを各生物ごとに解説している。生物たちの「特徴・習性」データも掲載。関連する現在の医療情報なども随所に収録。
目次
第1章 野山の危険生物(哺乳類;爬虫類;両生類 ほか)
第2章 野山の危険植物(花粉症の原因となる植物;かぶれる植物;棘のある植物 ほか)
第3章 海の危険生物(魚類;タコの仲間;ウミヘビの仲間 ほか)
第4章 感染症
著者等紹介
羽根田治[ハネダオサム]
1961年、さいたま市出身。フリーライター。山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続ける。2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
82
いつも思うがこんなに毒を持つ生き物や植物にたいして先人たちはどのように対応してきたのだろう。ヒグマやニホンザルは彼らのエリアに近づきたきたせいということもわかるが 毒虫や蛇の害にあったときは有効な治療法があったのだろうか。そんな治療法が歴史に埋もれてしまったものもあるのかもしれない。危ないものには近づかないというのが一番なのだろう。図書館本2023/08/05
マエダ
37
生物は少々毒がある方が魅力的である。アカハライモリは毒もちだったのか、最近野生では全然みないが。2022/01/30
tsubomi
7
2023.02.18-03.10:海や陸の人体に有害な動植物を写真付きで解説したもの。ヒグマ、フグ、ハブ、トリカブトなどよく知られているものから、「え?これが有害?」というような・・・たとえばホタテ、ウメ、モモ、なども取り上げられていて、有害の定義っていろいろだなと考えさせられました。植物名の由来がやけに詳しくて面白いし、実際に被害にあってしまったらどう対処すればいいかが具体的でわかりやすいです。大きな獣には熊除けスプレー、蜂の毒は水に溶けやすい、刺胞動物に刺されたときは海水で洗う、などなど。2023/03/10
Jam
4
ほとんど図鑑ですね。前半カラー写真付き。動物から植物から病原菌まで、それらの被害実例も掲載されています。これちょっと知ってると役に立つと思われる。なんでもいきなり触ったり無神経に立ち入らない。警戒心は必要ですな。ダツ、やっぱり怖いわ💧2021/10/13
kaz
2
こんな生物にも毒があるのかと、少し怖くなった。図書館の内容紹介は『野外活動をする人が知っておきたい「危険な生物」をまとめたハンドブック。動物から植物、ウイルスや細菌、寄生虫が引き起こす感染症まで418種を網羅。被害実例や予防、症状、応急措置などを各生物ごとに解説する』。 2024/07/07