内容説明
著者からひとこと。この本にはボビー・フィッシャーの101手が収められている。それらは最も才気にあふれ、創造的で、大胆で、驚くべき、巧妙かつ目を開かせるような、革命的局面、一言で言い替えれば「究極の」局面である。
著者等紹介
パンドルフィーニ,ブルース[パンドルフィーニ,ブルース] [Pandolfini,Bruce]
ナショナル・マスター。北米ではもっとも経験豊かなチェス指導者。1990年のカスパロフ対カルポフによるワールド・チェス・チャンピオンシップのニューヨーク戦における主任解説者、同年ウィスコンシン州でのワールド・ユース・チェス・チャンピオンシップのヘッド・コーチ
東公平[ヒガシコウヘイ]
1933年神戸市生まれ。将棋四段。元朝日新聞将棋観戦記者。日本チェス協会創立発起人。第2期日本選手権者。69年シンガポールオープン日本代表。朝日カルチャーセンターでチェス講師などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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APIRU
6
伝説的プレイヤーのタクティクスに触れられる101問。自分も一問一問考えながら進めていましたが、たまに正着を見つけられはするものの、それでも多くの問題で見当がつかず、しびれを切らして解説読んでそして瞠目するという流れがワンセットでした。まるでもって思い付かなさ過ぎるムーブばかりなので、自分のレベルだとあまり参考にならないのですが、トレーニングマテリアルというより読みものとして面白く読んでいました。劣勢に見えてもそれを覆す妙手があり、窮地であっても活路を開く好手がある。まさに端倪すべからざる101の絶技です。2025/06/14