内容説明
いまや日本でも人気沸騰の南インド料理。ココナッツオイルの甘い香りや、スパイスやハーブが醸し出す独特の味わいはいちど体験したら忘れられません。辛みと酸みが絶妙に調和したカレーをはじめ、世界中のグルメが注目する「チキン 65」やチェッティナードゥ料理、ハイダラーバードの豪華なビリヤーニ、軽食ドーサやワダなど、本書では南インドの絶品メニューをあますところなく紹介します。北インド料理とはまたちがう多様なインドの味をぜひ家庭の食卓でも再現してみてください。スパイス料理研究家の著者が長い年月をかけ、南インド各地を訪ねて研究した本場のレシピ満載です。
目次
1章 香り豊かな野菜のおかず(キャベツのポリヤル キャベツのスパイス炒め;にんじんのポリヤル ほか)
2章 南インドの主役、カレー料理(オクラのサーンバール 豆とオクラの酸味カレー;ミックス野菜のサーンバール 豆と野菜の酸味カレー ほか)
3章 スパイスを駆使した肉、魚介、卵料理(ケーララのビーフ炒め;チキン 65 ハイダラーバード式 大人気の甘辛フライドチキン ほか)
4章 軽食ティファンと米料理(ドーサ 米と豆の生地の薄焼き;ペサラットゥ 緑豆ペーストのドーサ ほか)
5章 ほっとする甘さ、スイーツ&ドリンク(クバーニー・カ・ミーター あんずの甘煮;スチームドバナナ ほか)
著者等紹介
香取薫[カトリカオル]
1962年、東京に生まれる。インド・スパイス料理研究家。キッチンスタジオ ペイズリー主宰。1985年、ボランティアで訪れたインドでスパイス料理に魅せられ、本格的に研究を始める。ポリシーは、日本の気候や日本人の味覚に合う健康的なスパイス使い。スパイスの普及と、インドおよびスリランカの文化や料理の紹介に精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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