内容説明
モンテッソーリ教育は、日本では2歳から6歳くらいまでの幼児向けの教育法として知られていますが、実は欧米では乳幼児から高校生までの教育法が確立されています。中でも、私が特に重要だと考えているのが、0歳から1歳の赤ちゃんへのモンテッソーリ教育です。なぜなら、この時期は脳も体も驚異的に発達する時期。赤ちゃんが人としての土台をつくる、とても重要なタイミングだからです。将来、自立・自律する子に必要な能力のベースは、ここで手に入ります。子どもの人生を大きく変える“今しかできない”子育て法!マンガ、イラスト満載!
目次
第1章 赤ちゃんが生まれる前に―妊娠中の過ごし方(お腹の赤ちゃんに、たくさん声かけしましょう;「4つのコーナー」を準備しましょう ほか)
第2章 赤ちゃんが生まれたら―産後の生活の始め方(生後8週間までの「母子共生期」には赤ちゃんとママがぴったんこで過ごします;母乳育児のススメ ほか)
第3章 赤ちゃんの成長をサポートするポイント―0~5ヵ月ごろまで(赤ちゃんに生まれつき備わっている「子育ち力」を知っておきましょう;モビールを吊るして「視覚」と「好奇心」を育てる ほか)
第4章 おすわりやひとり歩きができるようになったら―6ヵ月~2歳ごろまで(たくさん動く時期のお部屋づくり;6ヵ月以降のおもちゃの選び方 ほか)
第5章 これから起こることで知っておきたいこと―2~3歳ごろまで
著者等紹介
あべようこ[アベヨウコ]
0‐12歳のモンテッソーリ教師。上智大学文学部教育学科卒業。国際モンテッソーリ協会公認国際教師資格(0‐3歳および6‐12歳)、日本モンテッソーリ協会公認教師資格(3‐6歳)取得。現在、0‐12歳まで通えるスクール「モンテッソーリ・ファーム」代表。モンテッソーリ教育の普及と啓発に注力し、ポータルサイト「イデー・モンテッソーリ」を運営。国内外のモンテッソーリ教育関係者や施設を多く取材、自身も多数の雑誌や新聞などのメディアで取り上げられている。2024年現在、モンテッソーリ小学校の開校に向けて準備を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。