内容説明
子どもが成長し、いずれ自立して生きていくには、子ども時代に学ぶべきことがたくさんあります。使った子育て費用が、そのために生きたなら成功といえます。そして何より、子どもと一緒に過ごす時間が楽しいことが子育ての醍醐味です。合理性と楽しさを両立させるお金の使い方をぜひ追求してみてください。
目次
第1章 妊娠から出産まで
第2章 0歳から3歳まで
第3章 3歳から6歳まで
第4章 小学1~3年まで
第5章 小学4~6年まで
第6章 中学校
第7章 高校
第8章 大学
著者等紹介
坂本綾子[サカモトアヤコ]
ファイナンシャルプランナー。1988年よりマネー誌、女性誌にて家計管理や資産運用の取材記事を執筆。1000人以上に取材。99年ファイナンシャルプランナー資格取得。2010年ファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所設立。現在は生活者向けの金融・経済記事の執筆、家計相談、セミナー講師なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
36
子どものために毎年いくら貯金すればいい?貯め時はいつ?教育費のメリハリはどうつける?妊娠中から大学を卒業するまで、子育てにかかるお金の疑問に答える一冊。妊娠から出産まで、0歳から3歳まで、3歳から6歳まで、小学1〜3年まで、小学4〜6年まで、中学校、高校、大学と時期別にどれくらいお金がかかるのかをざっくりと解説した一冊で、幅を持たせながらお小遣いはいくら、公立ならだいたいいくら、私立ならだいたいいくらとイメージできるようになっていて、その時々で気をつけるポイントが分かりやすく書いてあるのは良かったですね。2023/04/22
つーちゃん
11
年齢別で気を付けるべきことが書いてあるのでわかりやすい。知ってたけど、改めて数字で見るとやばいなぁ。私立の中高大とか、子供ひとりだったら出せる額でも、二人目・三人目となると一気に非現実的な支出になる。子供産んだら報奨金500万円くらい出して欲しい…人口増えたら将来的に税金で回収できるんだから、報奨金ください…2024/02/17
boo
6
ライフプランを立ててみたくなって1番シンプルでわかりやすかったです。おおよそでどれくらいかかるのか…行政が変化していっているから今たてた予定より金額が免除されるものも多いんだろうけど、引かれるものも多くなりそうだなーと今後も情報を常に察知しながら考えていく必要があると感じた。2025/02/08
めぐ
5
出産から大学生の生活費まで網羅している。小中学生のお小遣いの平均などは今後の参考になった。安定した収入があり、常に可能な限りの節約をしていれば困る事もあるまいよ程度の考えで生きていたが、こうして明確に必要な額が提示され、それを頭の片隅に置いておくというのも大事だな。保険も上手く使えばいざという時に安心だし、アリかも知れない。時々はこういうものに目を通すと貯金にも真剣に向き合えて良い。2023/10/15
オカヤン
5
図書館。予約して数ヶ月待った本。FPさんの著者。数字が具体的でとってもわかりやすい。自身の子育てでも考えたのだと感じた。公立の高校でも卒業まで150万円(塾含む)とか、大学の費用は公立と私立で大体2倍くらい違うなど、公立も高くなっていることがわかった。とにかく数字が具体的だし、相続税対策まで言及あり。勉強になりました。2023/07/20