出版社内容情報
オープンから50年! 伝説を生み出し続けるジャズの殿堂をめぐり、超一流のジャズ・ミュージシャンが語りまくる!
【著者紹介】
東京都生まれ。音楽出版社を経てライターに。「 ステレオ」「オーディオアクセサリー」「analog」「ジャズライフ」「ジャズ批評」などで執筆。単著に『商品の詳細オーディオ風土記』『ぼくのオーディオ ジコマン開陳』など。
内容説明
伝説を生み出し続けるジャズの殿堂をめぐって。
目次
五〇周年を迎えたピットインに思うこと
物語は一九六五年のクリスマス・イヴに始まった―「ピットイン」この五〇年間の大まかなあらまし
ピットインゆかりのグレート・ドラマー エルヴィン・ジョーンズを回想する
ある夜の出来事
ビッグ・インタビュー・アット・ピットイン ピットイン・佐藤良武社長が訊く、ミュージシャンの本音
ジャズ・ミュージシャンズ・エッセイ
ピットイン略史年表 1965‐2015
トーク・セッション・アット・ピットイン 先輩×後輩ミュージシャンここだけの“ぶっちゃけ”対談
著者等紹介
田中伊佐資[タナカイサシ]
1962年東京都生まれ。スイングジャーナル社を経て2001年フリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
62
新宿にあるジャズクラブ「ピットイン」の創業から50年をたどる本。社長佐藤氏と18名のジャズメンによる対談、ピットインとなじみ深いドラマーエルビン・ジョーンズの回想、他略史年表などで構成されていた。ライブの名演が行われたピットイン。年表には年別に誰のライブが催されたかが記されていて資料としても貴重だと思う。残念だったのは創業当時やライブの演奏写真が少なかったこと。関係者の手元には多く残っていると思う。写真集としての「新宿ピットインの50年」を読んでみたい。2016/06/10
Happy Like a Honeybee
7
ジャズミュージシャンの聖地とも言える新宿ピットイン。 50周年を記念して、関係者たちが回顧する一冊。 オーナーが現場に介入せず、演奏家に任せた事が発展の要因か? 82歳のベーシスト鈴木勲氏曰く、いくら練習しても現場が大事。現在でも毎日4時間の練習を欠かさないから恐るばかり…。 ジャズ文化発展のため、ピットインの役割はますます重要になるだろう。2016/02/14
Nepenthes
5
素晴らしい一冊。いつでも何度でも読み返したくなるようなインタビューとエピソードが詰まってる。そして掲載されているミュージシャンがまあかっこいいこと。まだピットインに行ったことがないので初めてスケジュールを見てみた、今後はどんどん足を運ぼうと思います。これは良い本に巡り会えました。2024/12/27
mustang
3
これはすごい力作。年表だけでもこの本の価値がある。「サーキットの狼」にピットインという喫茶店が出てくるけど、関係あるのだろうかと以前から気になっていたが、この本に「当初は喫茶店であった」とあるのでひょっとして。。。2016/02/07
遅読の新書好き
0
お世話になったピットインを振り返ります2016/01/28