出版社内容情報
あふれ出るこの想い、〈母性〉じゃなくてもいいですか!? タブー&修正&待ったなし、一線を超えた出産育児コミックエッセイ登場!
【著者紹介】
1978年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部美術科卒。2000年、漫画家としてデビュー。2012年、実母との戦いを描いたコミックエッセイ『母がしんどい』が大反響を呼ぶ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルピナスさん
68
私にとって絵は受け入れられるギリギリライン、下ネタはちょっと勘弁、リビングには置けないなぁというレベル。でも内容は納得の連続でした。ここ最近、女性としてわきまえるように生きてきた自分って・・・と思う事が多々あり、育児もだった!と心にグサグサと釘が刺さったように苦しい。私も正に「私だって人間!」と声にならない小さな悲鳴をあげていた。子供は可愛い。だけど・・・「結界を張ろう」にも、育児は初めてで年配者や周りの意見に大きく揺さぶられ、未熟さ、罪悪感、自分という個はどこに行ったかという喪失感、色々もがいていたなぁ2023/03/02
たまきら
48
女の子はかわいくそこにいて、文句を言わず、常に笑顔を絶やさず、性欲や妊娠に伴う苦痛は公にしない。…もはや多くの国で過去のものとなっているこの女子の法則、いまでもこの国では「わきまえる女性」のたしなみとして大人気。この著者の赤裸々な表現は新鮮で、わたしには好ましいものでした。それは、彼女の経験の多くが自分にも当てはまるから。不器用な作者さんがとても愛しく感じられる。…この本、少子化対策に携わる政治家に読ませたいな。男子は悲鳴上げて逃げるかもしれないけど。 2022/12/10
シルク
26
図書館で見つけたのだが、「アレ?」と著者名を二度見する位、絵柄が変わっている(変えられている)。そして「ひょ~えぇ~(゜▽゜)」と、ちょっと最初はびっくりするような、なんとも赤裸々な内容。けど落ち着いてくると、嫌悪感は全くない。むしろ、よくぞこの内容を取り上げてくださった、かいてくださった! と思う。感謝の念しかない。もし今後、自分が妊娠して、こどもを産むということがあったとしたら、まっ先にこの本を楽天でポチって、手元に用意する。そんな気がする。2019/04/30
さなごん
26
ようやく読めました!図書館順番待ち。これから産む人、絶対読んだ方がいい。タレントさんとかのふわふわ夢みたいな子育て本やめれ!真実だよねえ。母親学級のとことか良くわかる。こゆひといるよ!ほんとに男ってやつは女を都合の良いものとしか思ってないんじゃね?2014/12/28
多田幾多
25
とんでもない親から産まれてしまった田房永子さんが、今度は母になる!という話ですが、ただの子育てエッセイになるはずもなく、母親になって見える、周りの考え方、夫の考え方、そして母親の考え方。まだ子供なんて産んだことないけど(当たり前だ)、これを読んでいるとなんだか自分もいつかこういう考えを持っていくんだろうなあと思ってしまう。そして俺を産んでくれた親の気持もやっと分かるのだろうか?2014/03/16
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