内容説明
美しいレース切り絵で、大好きな絵本の名場面がつくれる!シンデレラ、人魚姫、赤ずきん、不思議の国のアリス、青い鳥…懐かしさと新鮮さを感じる図案を多数収録。
目次
01 おやゆび姫
02 シンデレラ
03 白雪姫
04 青い鳥
05 ヘンゼルとグレーテル
06 不思議の国のアリス
07 人魚姫
08 みにくいアヒルの子
09 赤ずきん
10 蝶
著者等紹介
蒼山日菜[アオヤマヒナ]
切り絵作家。1970年神奈川県横浜市生まれ、フランス在住。オスカープロモーション所属。2000年より切り絵をはじめ、在住するヨーロッパで高い評価を受ける。2008年第6回トリエンナーレ・ペーパーアート・インターナショナル展覧会(CHARMEY美術館、スイス)グランプリ。2006年第8回、2007年第9回カンヌ国際展覧会「アートと世界の文化展」グランプリ・インターナショナル金メダル。2007年トリエンナーレ・パルメ・グランプリ・フランス外国人部門銀メダル。2007年Honfleur Franceコンテンポラリーアート展覧会優秀賞など多数の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べるめーる
21
藤城清治さんの絵本を彷彿とさせる、挿絵のような切り絵の数々。蒼山さんらしい繊細で美しいデザインが素敵。題材は「おやゆび姫」「シンデレラ」「白雪姫」「青い鳥」「ヘンゼルとグレーテル」「不思議の国のアリス」「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「赤ずきん」「蝶」から。図案がそのまま切れるので、ハサミがあればできる手軽さが良い。「不思議の国のアリス」のトランプのモチーフを切ってみた。細かいところを綺麗に仕上げるのは難しいけど、作業に没頭するのが楽しい♪2013/09/10
リリィ
12
うーん…この本の世界観は好きなのですが、童話というよりも、童話から着想を得た蒼山日菜の世界です。表紙の右上、下の親指姫と赤ずきんに、何故か妖精の羽が生えていて、構図も蒼山さんお得意の横顔で飛び立つポーズ…。七人の小人は何故か猫だし、童話と関係ない蒼山さんの得意モチーフ蝶もどどーんと載ってるし…。正直、この切り絵だけを見て、何の童話か分かる方は少ないのではないでしょうか。ちょっと想像していたものとは違ったので、残念です。2014/10/16
sae
8
見てるだけでうっとり。蒼山さんはすべてハサミで作られるようだけど、それにはやっぱり専用のハサミが必要なのかなと。一般に売ってる手芸用ハサミだと細かい部分が難しく、主にデザインカッターで作業。出来上がった時の達成感はクセになる(笑)ガタガタ部分が少しでも減るように精進しよう。2014/03/30
TAMA
3
切り方の説明がようやく何をさしてるのかわかってきた!あとはもう少しメガネと仲良くならないとラインが見えない2017/03/06
かのん
3
絵本の世界が広がる切り絵。蒼山さんの図案がまた可愛らしくて全部つくってみたくなります。それにしても専用のハサミを使っているとはいえ、ハサミでこの繊細な模様の間をどうやって切り取っているのか、載っているやり方を見てもいつもすごいなぁと思います。2014/09/13