内容説明
モードの帝王、イヴ・サンローランが残した唯一の絵本。可愛いだけじゃない、エロチックで火遊びが大好きな女の子。反抗的で腹黒い少女、それがルル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
3
絵本というよりバンド・デシネ? フランス全般に無知だからだろうけど、ぜんぜん面白いと思えなかった。作者がサンローランでなかったら日本で刊行されることはなかったんじゃないかな。2019/02/16
チョコろん
1
イブ・サンローランが20歳の頃に制作した唯一の絵本。---日本語版は絵本と言っているが、バンド・デシネだと思う。絵本とするならシニカルすぎるが、バンド・デシネとしては秀作のような。vilaineて「おてんば」以外に「いじわる」「下品」「ふしだら」と訳せる語。本作もまあそんな内容である。いけないポーズは本当にいけない。「作者の精神分析はしてくれるな」とエクスキューズが入るすごい内容。イブ・サンローラン展の開催を受けてか、最新邦訳が23年12月に発売されるらしい。訳が変わる部分は出るのかな。2023/11/27
Meisha
1
行きつけのヘアサロンに今はないが、昔、ルルのイラストが飾られていて、ポッチャリした女の子のコスプレやいけないポーズを見てちびまる子ちゃんも真っ青だなと思っていたら、この絵を描いたのはイヴ・サンローランだったとしりビックリ!!しかも絵本だったのね。読んでみるとお転婆を通り越す激しさ。八百屋お七も真っ青ですwとってもブラックだけどルルに目が離せません。やっぱり子どもでもフランス女は毒があって強し!!2011/05/31
フグリ・ウサギノ
0
ちょっと・・・これはなあ・・・。某カフェのブックラックにあったので読んでみました。自分が認められてて自信があるのはわかるけど、他人のことをめちゃくちゃにいじめたり罵ったりで(まさか他人様の赤ちゃんまで「不細工」だと罵りの対象にするとは!)あまり気持ちのいい内容ではありませんでした。2010/06/13
ねこ村
0
イヴ・サンローランのかわいいけれど棘のきいてる絵本。幼いときも大人になってからでも、読むたびにみえるものがちがいそう。2009/07/22