真っ直ぐ、前を―第二回女子野球ワールドカップ 日本代表の十日間

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309269696
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

2006年夏、台湾。夢を抱き、無心に白球を追いかけたグランドの戦士たち。そこには確かに、「熱い」夏が存在した。

目次

序章 交わるはずのない、三つの人生―一九九一年秋、そして一九九二年初春
第1章 死角なき日本代表―七月三十一日・対チャイニーズ・タイペイ戦
第2章 守り勝つ日本の野球、その体現者たち―五人のピッチャーと三人のキャッチャー
第3章 快進撃と、破綻への予兆…―八月一日・対香港戦、八月二日・対キューバ戦
第4章 女に野球ができるのか?―日本代表監督・大倉孝一
第5章 狂った歯車―八月三日・対カナダ戦
第6章 軌道修正、そしてカナダの自滅―八月四日・対オーストラリア戦
第7章 歯車は戻ったのか?―八月六日・対アメリカ戦
第8章 雨中の攻防、激闘の行方…―日本代表の大攻勢。同点、そして…
第9章 日本代表、それぞれの秋―そこでは何が起こり、そして、何が起こらなかったのか?
終章 旅の終わりに―日本代表メンバーたちを訪ね歩いて…

著者等紹介

長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
ノンフィクションライター。1970年5月13日、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て2003年フリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おくりゆう

2
著者の「マドンナ・ジャパン」が面白かったため、遡って読みました。プロ野球も出来て、三連覇を果たした大会の話であった「マドンナ・ジャパン」と比べ、内容は女子野球のまだまだ夜明け前という印象。女子が野球をする難しさ(それ故に野球への強い想い)、「女子」であることと「選手」であることの壁、そして満身創痍の投手陣達を始めとする逆境の中の戦いは胸に響くものがありました。2013/06/21

学楽生喜(がくらくせいき)

1
この本は、2006年に開催された第2回女子野球ワールドカップの戦いを追ったノンフィクションです。 「キャプテンの長野恵理子も、監督の大倉孝一も、ともに悔しさをにじませながらも、それでも最後まで堂々とした態度であり続けていた。彼らの視線は真っ直ぐ正面を見据えていた。私は、その力強い視線が忘れられない。真っ直ぐ、前を―。」(本文222ページより) この大会は日本代表は惜しくも準優勝。しかし次の第3回大会から女子野球日本代表、通称「マドンナジャパン」は3連覇を成し遂げることになる。さらには2010年には女子2013/03/23

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