内容説明
ロック史を彩るアーティスト289組、重要アルバム477枚を徹底紹介。歴史の流れと重要なムーブメントのなかでロックの偉人と名盤を知る。ロックのルーツであり、ロックとともに進化してきたブラック・ミュージックも含め、ロックンロール黄金時代の50年代から、多様なサウンドを開花させた60年代/70年代、さらには現在の音楽シーンへと直接つながる80年代までのロック・クラシックを集大成。
目次
1 50年代ロックンロール(ブルース/R&B/ロックンロール;ロカビリー/ロックンロール(US) ほか)
2 60年代前半(R&B/ソウル/モータウン;ポップ・ロック/ガール・グループ ほか)
3 60年代後半(ソウル;メインストリーム ほか)
4 70年代前半(ニュー・ソウル;ソロ活動 ほか)
70年代後半(ファンク/ソウル;レゲエ/ワールド・ミュージック ほか)
6 80年代以降(ブラック・コンテンポラリー;ラップ/ヒップホップ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
25
主に50~70年代のロック名盤を体系的に紹介したディスクガイド。印象度B パラパラとめくりながら、興味のある所だけ読んでいるが、それなりに面白い。有名どころから重要作を中心に、幅広く取り上げているので、「洋ロック全般が好き」な人向け2024/05/20
阿部義彦
16
図書館本。2007年刊。ロックの殿堂の定義がレコードデビューから25年を経過したミュージシャンなので、07年の時点でデビューからあるいはリリースから25年を経過したミュージシャンのアナログ時代の作品をロック・クラシックと定義して、重要アーティストと名盤を26人のライターが解説した労作です。50~70年代が中心で、黎明期のロバート・ジョンソンからテクノ、ニューウェーブ位までが守備範囲です。唯一日本からはYMOが取り上げられてます。用語解説、相関図など盛り沢山であと死ぬまでにどれを聴くべきか悩みまくりです。2022/12/13
王天上
3
ディスクガイドとしてこれはかなりよくできた一冊だった。各アルバムが点ではなく線となっていて歴史的な流れがよくわかる。紹介文もどんな音なのかわかりやすく伝わってくる。お薦めですね。2015/01/27
Mata
2
ロックやR&Bなどの時代ごとのサブジャンルのフローチャート、代表的なアーティストとアルバムが簡潔に紹介されている。執筆がアーティストごとに異なっているのもこの本では正解ではなかろうか。ただ、教科書的なものを最初に読むと先入観が…。60~70年代のロックに興味を持ったら、とりあえず手にとってみても良いかもしれないものの、自分で探求するのが一番だろう。ちょっとした整理等にはもっていこいといったところか。2012/09/30
庵
0
50年代のロック確認。2013/08/31