内容説明
毛皮のコートとテニスシューズ姿でバランシンの出るバレエは全て観賞。映画は1日3本、フイヤードと小津を愛し、「源氏物語」から名づけたネコたちと暮らし生涯独身を貫く。紫式部オタク、猫、レオタード、X‐ファイル…ん?博覧狂気のノンセンス。ユニークな作家、ゴーリーを紹介する。
目次
バレゴリー―エドワード・ゴーリーとニューヨーク・シティ・バレエ(トビ・トバイアス)
作家との対話―エドワード・ゴーリー(ロバート・ダーリン)
ザ・ディック・キャヴェット・ショー、エドワード・ゴーリーを迎えて(ディック・キャヴェット)
エドワード・ゴーリーの猫たち(ジェイン・メリル・フィルストラップ)
ゴサム・ブックマートでのエドワード・シンジョン・ゴーリー・インタビュー(ジェイン・メリル・フィルストラップ)
エドワード・ゴーリー(リサ・ソロッド)
毒のペンを持つ男(リチャード・ダイアー)
アメリカン・オリジナル(キャロル・スティーヴンズ)
エドワード・ゴーリーのノンセンス道(スティーヴン・シフ)
エドワード・ゴーリー(サイモン・ヘンウッド)
エドワード・ゴーリーへのプルースト式質問表
ゴーリーな出会い(エド・ピンセント)
シナリオ「黒い人形」を書く―エドワード・ゴーリーとの対話(アニー・ノーセンティ)
つながり(クリストファー・ライドン)
エドワード・ゴーリーのカバー・ストーリー
著者等紹介
ゴーリー,エドワード[ゴーリー,エドワード][Gorey,Edward]
1925年、シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表している。またエドワード・リアやサミュエル・ベケットらの作品の挿画、劇場の舞台美術なども手がけた。幻想的な作風とアナグラムを用いた(Ogdred Wearyなど)ペン・ネームを使い分けてたくさんの私家版を出版したために、多くの熱狂的コレクターを生みだした。2000年4月15日、心臓発作のため死去。享年75歳。日本では2000年10月から柴田元幸訳で邦訳が刊行。大絶賛され、現在ポストカードブックを含め10冊が刊行されている
ウィルキン,カレン[ウィルキン,カレン][Wilkin,Karen]
キュレーター、美術評論家
小山太一[コヤマタイチ]
1974年京都生まれ。東京大学文学部英語英米文学科卒。イギリス文学研究者・翻訳者
宮本朋子[ミヤモトトモコ]
1972年福岡生まれ。九州大学文学部英語学英文学専攻卒。イギリス文学研究者・大学非常勤講師
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感想・レビュー
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