ミトン

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309266749
  • NDC分類 E
  • Cコード C0071

内容説明

ひとりぼっちの女の子アーニャは、犬がほしくてしかたありません。でも、おかあさんは犬を飼うのは大反対。しかたなく、まっ赤な手袋を犬にみたてて、あそんでいると…。ロシア屈指のアニメーション映画脚本家ヴィッテンゾンと『チェブラーシカ』でおなじみ、名匠シュワルツマンによるこころあたたまるアニメーションの脚本が絵本になりました。映画版「ミトン」で’67年アヌシー国際映画祭第一等賞、’68年モスクワ映画祭銀賞、’72年ヒホン国際児童映画祭グランプリ受賞。

著者等紹介

ヴィッテンゾン,ジャンナ・ジー[ヴィッテンゾン,ジャンナジー][Vittenzon,Janna Z]
1929年生まれ。アニメーション映画脚本家。モスクワ大学にて、ロシア語および文学を学んだ後、’58年に脚本家としてデビュー。旧ソ連の’60年代から’80年代にかけて、最も優れた作家の一人として注目をあびる。作品に、『パオのともしび』、『勇敢なトナカイの子』、『小船』など。『ミトン』は、「’67年アヌシー国際映画祭第一等賞」、「’68年モスクワ映画祭銀賞」、「’72年ヒホン国際児童映画祭グランプリ」と、最多受賞を記録している

シュワルツマン,レオニード[シュワルツマン,レオニード][Shvartsman,Leonid]
1920年生まれ。ロシア・アニメーション界を代表するアートディレクター。国立映画大学卒業後、旧ソ連最大のアニメーションスタジオ「ソユーズムリトフィルム」にて50本以上の作品を手掛ける。日本では、『チェブラーシカ』で人気を博している。2002年4月には、ロシア政府より数々の功績を称えられ「人民芸術家」の称号を授与された
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

minimu

27
なんとなく知ってはいたけれど読むのははじめて。アーニャは犬を飼いたいけれどママが許してくれず、悲しんでいると赤いミトンが子犬になった!というおはなし。アニメも見てみましたが、この赤い子犬の可愛いこと。絵本も、表紙よりも中の絵のほうが可愛いです。ママのほうに感情移入しちゃう年になる前に読んでみたかった。2019/01/29

かめりあうさぎ

21
癒されます。犬が欲しくてしかたがない女の子アーニャ。ママは大反対。真っ赤なミトンを犬に見立てて遊んでいると…。アーニャのいじらしさが何とも言えず切なくてなんとかしてあげたくなるもどかしさ。2021/01/26

遠い日

19
ロシア映画『ミトン』を、絵本にまとめた作品。アーニャの切なる気持ちが通じたように、赤いミトンが動き出すシーンは、いじらしくてなんだか泣きたいような気持ちになる。子どもの空想はあながち作り事ではない側面を持つことに、今さらながら気づかされる。2015/12/04

ふじ

14
ちょい長めだったけれど、最後まで静かに聞いてくれました。犬を飼いたい主人公に通じる部分があったのかな…?犬を飼いたくて、自分のミトンが犬になっちゃうお話。主人公は確かに健気で心動かされちゃうけど、振り回された子犬とお友だちが不憫だなぁ、なんて。もう、お母さんったら。2015/12/27

まみ

11
映画の方は見ていないのですが、こんなにかわいいお話だったのですね。赤い小さなミトンから生まれた子犬の愛らしいこと!女の子のひたむきな気持ちとせつなさと温かさのつまった作品。懐かしさを感じさせる絵もとても素敵で、部屋に飾っておきたいです。DVD借りてこよう。2010/03/17

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