内容説明
明恵上人のご縁で出会ったふたりの、世紀末、能、かくれ里、西行、明恵上人、両性具有…をめぐる対話・エッセイ完全収録。
目次
対談 白洲正子×河合隼雄―揺れる世紀末日本 まず自分再生から
対談 白洲正子×河合隼雄―能の物語・弱法師 翁からの変奏曲
鼎談 白洲正子×河合隼雄×鶴見俊輔―現代人の「かくれ里」考
対談 白洲正子×河合隼雄―魂には形がある 『いまなぜ青山二郎なのか』
KDD訪問―ウソツキクラブ短信(9)
名前
悲しみ
夢の出来事と私の小さな秘密と。―明恵 夢を生きる
西行と明恵
魂の人
白洲正子全集刊行に寄せて
明恵の夢ひらく
命がけと忘我
天下国家を論じるよりも
白洲正子さんの思い出
陽遁
美の気合い
著者等紹介
白洲正子[シラスマサコ]
1910年、薩摩隼人の海軍軍人・樺山資紀伯爵の孫娘として東京に生まれる。学習院女子部修了後、十四歳でアメリカに留学。帰国の翌年、白洲次郎氏と結婚。四歳からはじめた能とともに、日本の歴史風土、美術、工芸に関心をもち、造詣を深める。さらに戦後、青山二郎、小林秀雄らと出会い、文学修業。1998年逝去
河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年、兵庫県生まれ。心理療法家。京都大学理学部卒業後、高校教師になるが、教育問題を契機に心理学を志し、京都大学大学院、アメリカのカリフォルニア大学で臨床心理学を学び、62年にはスイス・チューリッヒのユング研究所に留学。日本人としてはじめてユング派分析家の資格を得る。75年から京都大学教授、95年から国際日本文化研究センター所長などを歴任。同年、紫綬褒章受章
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感想・レビュー
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chocomilk15
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