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出版社内容情報
江戸から明治にかけての人気絵師の滑稽画・諷刺画を中心に集成。日本の笑いとユーモアの原点とその魅力を紹介する。オールカラー。
内容説明
笑いと驚きの宝庫。自由。上手い。面白い。目が離せない!ユーモアのセンスが光る“ゆかい”の壺。
目次
滑稽名所―滑稽な人々と文明開化の東京案内
百鬼夜行絵巻―夜行する魑魅魍魎のゆかいな世界
大津絵―寓意を込めたユーモラスな画題と奔放な筆づかい
鳥羽絵―バカバカしくもゆかい、棒のような身体で演技する
耳鳥斎の鳥羽絵―戯画の世界にその奇才ぶりを発揮
七福神―八百万の神々のなかでも親しまれ、七柱そろって縁起もの
有卦絵―陰陽道では、人生は七年間の幸運と五年間の不幸が繰り返す
擬人画―人にかわって身振りをする、ゆかいな動物たち
鯰絵―江戸を襲った安政の大地震、大鯰が登場
パロディー―東西に分かれておもしろ合戦
化物と地獄の世界―意表を突く、驚きのユーモア
昔話―“むかしむかし、あるところに”で始まる空想のおはなし
歌川国芳の戯画―機知に富んだアイデアが溢れる
河鍋暁斎の戯画―強烈なユーモアで世の中を笑い飛ばす
著者等紹介
狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年福岡県生まれ。京都国立博物館名誉館員、美術史家。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業、大学院博士課程中退。京都国立博物館研究員を経て同志社大学教授を務めた。博物館時代に、「没後200年 若冲展」「曾我蕭白 無頼という愉悦展」などを企画する。若冲再評価の立て役者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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