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内容説明
珠玉のレース切り絵、限りなく緻密で優美。各メディアで大きな話題を呼ぶ蒼山日菜が、表現の新たな地平を切り開き、見る者を未体験の世界へといざなう第二作品集。
著者等紹介
蒼山日菜[アオヤマヒナ]
1970年神奈川県横浜市生まれ。2000年より切り絵を始め、在住するヨーロッパで高い評価を受ける。2008年第6回トリエンナーレ・ペーパーアート・インターナショナル展覧会(CHARMEY美術館、スイス)グランプリ。2006年第8回、2007年第9回カンヌ国際展覧会「アートと世界の文化展」グランプリ・インターナショナル金メダル。2007年トリエンナーレ・パルメ・グランプリ・フランス外国人部門銀メダル。2007年Honfleur Franceコンテンポラリーアート展覧会優秀賞展覧会総合2位など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
39
これを、書くんじゃなくて切り抜いて作っていらっしゃるんですよね?ヌーヴォーというタイトルがぴったりの、何処にも直線の存在しない世界。耽美で残酷な、夢を見ているようでした。ここに収められている作品はどれもタイトルをつけていないそう。それも、夢に題名が付かないのと同じなのかな、と思って。でも、だったらみてる私がタイトルをつけていいのかな、とも思って。耳たぶの眠り、ガヴァネス、親指姫、蛇と花札、占星術し、水煙草、鱗粉、樅の木、再会、女主人、tatoo、カリグラフィティー。名付けてやっと夢から覚めた様な気持です。2015/06/06
sae
6
【図書館本】この繊細さ・・・時間を忘れてどうなってんだろうこれ?!と眺めてしまう。「無我夢中で制作していくうちに世間の言う『才能』を身につけただけに思う。才能1%、やりたい気持ち99%」という言葉も素敵。 2015/06/12
ybhkr
2
フランス在住の切り絵作家さんの本。タイトルがヌーヴォー切り絵なのは新しいという意味ななか、アールヌーヴォーをイメージしているという意味なのか。ソロモン流でお見かけしてから気になっていた方だったのですが、今、個人的にペーパークラフト熱が高まっているので借りてみました。ペンで描くのも大変なほどの繊細な細い線を切り絵で表現するのはすごいこと。本で見てもこれだけすごいのだから、実物はもっとびっくりするような作品なんだろうなあ。いつか見れる日を楽しみにしています。前書きの世阿弥の言葉にグッときました。2015/09/09
YUU
1
人の手で作り出してるのが不思議ですごい!神業!2012/11/15
サト
0
ほっそい線でこれが切り絵なんてスゴイねー。実物見てみたい。節々で私は私がって出てくるのはちょっと・・・。それはエッセイでも出してくれ。作品が見たいだけなので。と思う。2017/09/30