コンピュータに記憶を与えた男―ジョン・アタナソフの闘争とコンピュータ開発史

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  • サイズ B6判/ページ数 250,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309253589
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0040

出版社内容情報

チューリング、ENIAC、フォン・ノイマン……きら星のごときコンピュータ開発の歴史においてその名を抹殺された男の隠された生涯

日暮 雅通[ヒグラシ マサミチ]
英米文芸および科学技術翻訳家。青山学院大学理工学部卒。訳書に『サイエンス大図鑑』、『火星』、『アポロ11号』、『ガガーリン』、『都市と都市』、『明日と明日』、『ヴィジュアル版 天文学の歴史』など多数。

内容説明

チューリング、フォン・ノイマン、ツーゼ、フラワーズ、ニューマン、モークリー&エッカート、そして本書の主人公ジョン・アタナソフ―コンピュータ発明史は単なる発明の物語におさまらない、知性のはたらきや世界の動きまでを語る一大歴史物語だった。ピューリッツァー賞作家が描く、スリリングな傑作理系ノンフィクション!

著者等紹介

スマイリー,ジェーン[スマイリー,ジェーン] [Smiley,Jane]
1949年ロサンジェルス生まれ。ニューヨーク州のヴァッサー大学を卒業したあとアイオワ大学で博士号をとり、アイオワ州立大学で英語学教授を務めた。カリフォルニアに帰った今でも同大学でクリエイティヴ・ライティングを教えている。1991年の長篇小説A Thousand Acres(邦訳『大農場』)で、1992年度ピューリッツァー賞(フィクション部門)を受賞

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。青山学院大学理工学部卒。英米文芸およびノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAN

6
アタナソフのみならずコンピューター(電子式ディジタル計算機)の黎明期に関わった人物たちの背景、人物像、そしてその関わりが描かれていてとても興味深い内容になっている。ただスマホ・タブレットがあまりにも自然に私たちの生活に入って来ているが故ににリレーや、真空管、パンチカード、紙テープなどというアイテムで構成されるコンピュータ、というイメージは若い世代にはイメージできないだろうな、とも思う。ディジタル素子で論理回路を組みながら学習した昔が懐かしいと思う。2017/10/23

cocolate

2
ENIACは知っていたが、ABCは知らなかった。アタナソフ。発明が凄すぎるとあまり恵まれた結果にならないのかもね。2017/02/14

河童

2
最初のコンピュータは「エイニアック」だったと、学生時代(1980年代初期)に習った知識は、あまりにも浅薄でございました。訳者も述べているとおり、読み物として魅力ある内容の本ですた。2017/01/05

Riko

0
図書館で借りた2018/08/15

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