出版社内容情報
働き方改革に振り回されず、自分で働き方と休み方をマネジメントする! 脳の負担を減らして、働きながら休息できる習慣のつくり方。
内容説明
脳のムダづかいを減らし、働きながら休息できて仕事の生産性が上がる。ノー残業デー、時短勤務、フレックスタイム制、フリーアドレス、テレワーク…「働き方改革」に振り回されない習慣のつくり方。
目次
第1章 働き方改革で「休み方」が重要になってきた!
第2章 仕事は脳が活発な時間帯に集中して取り組む
第3章 脳を疲れさせずに生産性を上げる仕事のコツ
第4章 仕事の質は脳が働きやすい環境で決まる
第5章 脳の疲れに効く!デジタルデトックスのすすめ
第6章 睡眠は脳の疲れを回復させる最強のツール
第7章 働きながら休息できる習慣づくりのステップ
著者等紹介
菅原洋平[スガワラヨウヘイ]
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、作業療法士免許取得。民間病院精神科勤務後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。その後、脳の機能を活かした人材開発を行うビジネスプランをもとに、ユークロニア株式会社を設立。現在、ベスリクリニック(東京都千代田区)で外来を担当するかたわら、企業研修を全国で展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
85
「認知コスト」という概念を用いて「疲れない」というか「疲れ難い」をマネジメントしていく方法が記載されています。印象的だったのは、『次の仕事に少し手を付けて終える』で、意図的にやるのだそうです。要は翌日にやることをゼロからではなく途中から開始できるので脳が疲れ難いそうです。まあ、人それぞれなんでしょうけどやってみる価値はありそうだと思いました。2023/09/24
kanki
22
脳にとって休息とは、何もしないことではない。休むには準備が必要。出勤しない、だけでは休めない。とても分かり易かった。 2022/04/22
d2bookdd
22
著者『作業療法士』の眼から見た、働き方改革。自分の脳を、自分の気持ちを、どう向き合うべき事柄に向き合わせるか、その切り口が多数、紹介されています。私が試して見たいのが…、動作の区切りを、従来よりも+α、次の動作に少し入って区切りとする。今日からやるぞ~!2020/02/11
奈良 楓
18
【良かった】この作者の既刊がよかったため読みました。休み方のみが主題ではありませんでした。理学療法士の理論をもとにした脳の効率的な働き方についての本。あたまがぐるぐると考えにとらわれるとき、の対策は有効そう。2020/03/23
ギルダーツ
13
休み方マネジメント、というよりも脳の使い方マネジメントの方が近いような気がする。明日からやること。ただし一つずつ。・昼休みの計画睡眠、6〜30分。・「だんだん分かってきた」と呟き、高揚感を持つ。・寝る前のスマホはベッドではなく机で。眠くなってからベッドに入る。マインドワンダリングとかDMNは少し分かりにくかったので、同じ著者の別の本で。2022/05/29