出版社内容情報
在特会が主張する「在日特権」とは、じつはその言葉自体が実態なきヘイト・スピーチであることを膨大な資料と取材で暴き出した名著。
【著者紹介】
1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業後、『ミュージック・マガジン』『コンポジット』編集部を経てフリーの編集者となる。2013年1月、「レイシストをしばき隊」(現・C.R.A.C.)を結成。新大久保などで行われていた排外デモへのカウンター行動の一翼を担う。著書に『金曜官邸前抗議』、共著に『非常階段 A Story of The King of Noise』など
内容説明
「在日特権」は、ない。膨大な資料と取材によりその事実を描き出す。日本を汚染したヘイト・スピーチの正体。
目次
「在日特権」とは何か(在特会の主張する「在日特権」の適当さ;桜井誠の著書における「在日特権」 ほか)
在特会の成り立ち(在特会結成の直接のきっかけ;チャンネル桜と「在日特権」 ほか)
「在日特権」を検証する―特別永住資格(特権とは何か;利権あるいは既得権益 ほか)
「在日特権」を検証する―年金問題(無年金問題をねじまげる;国民年金法と外国人 ほか)
「在日特権」を検証する―通名と生活保護受給率(通名を「在日特権」とする論理のおかしさ;「通名が犯罪の温床となる」? ほか)
住民税減免は「在日特権」か?(「在日は住民税が半額」の衝撃;実際には何が起こっていたのか? ほか)
ヘイト・スピーチとしての「在日特権」(「在日特権」のまとめ;「在日特権」論の構造 ほか)
「在日特権」のその後(新語・流行語大賞に選ばれた「ヘイトスピーチ」;「天皇の玄孫」竹田恒泰の「在日特権」発言 ほか)
著者等紹介
野間易通[ノマヤスミチ]
1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業後、『ミュージック・マガジン』『コンポジット』編集部を経てフリーの編集者となる。2013年1月、「レイシストをしばき隊」(現・C.R.A.C.)を結成。新大久保などで行われていた排外デモへのカウンター行動の一翼を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
大熊真春(OKUMA Masaharu)
たろーたん
SK