内容説明
女性の笑顔に導かれてここまで来た。「顧客満足」などと言っているうちは、まだまだ。女性の心のヒダにしみ渡るモノやサービスをご提供しなければ。
目次
序章 私個人と、会社に強運をもたらした「女好き」(人生訓は自分でつくるもの;生きてるだけで丸儲け;人生にはチャンスが三度訪れる;好きなことをやったほうが勝ち;女性心理を究める;わからなくなったら原点に戻れ;モノを売るばかりが企業ではない;人の数だけ「夢」がある)
第1章 手探りのなかから生まれた千趣会の企業風土(高度経済成長期の波に乗る;断られても次がある;商売には必ず「キモ」がある;やってみなければわからない;税務署員は会社誕生の恩人;料理カードに革命をもたらす;「ありえない」ほどの急成長)
第2章 分岐点に立つ日本の通販業界のなかで(女性専科の小売業に特化;自分なりの工夫やこだわりを商品に込める;社会に貢献できる会社を自覚する;挑戦しつづけなければ成功例は生まれない;女性の役に立つ事業だけを残す;カタログ販売に乗り出す;大きく変わった日本人のライフスタイル;目が離せない通信インフラの革命;いかにして信用を勝ち取るか)
第3章 「カタログ通販」は千趣会にとっての基幹事業(千趣会ならではの通信販売の仕組み;商品開発;販売形態の選定;フルフィルメント(受注・配送・代金回収・コールセンター等)
顧客・販売・商品分析)
第4章 千趣会と通販業界の将来へ向けて(顧客と相思相愛の企業;「ワン・ツー・ワン」の本当の意味;人々の「ウォンツ」を先取する;「井のなかの蛙」になってはいけない)
著者等紹介
行待裕弘[ユキマチヤスヒロ]
1932(昭和7)年、京都府生まれ。50年、京都市立堀川高等学校卒業後、天巧ゴム工業入社。55年、千趣会の設立と同時に取締役に就任。こけし人形の頒布事業から料理カードつき雑誌、カタログ通販へ事業を拡大。2000年、代表取締役社長に就任。11年、代表取締役会長に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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tubaki