革命―資本主義に亀裂をいれる

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309245461
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0030

内容説明

時は暗くとも、新たな何かが出現する。ありふれた人々の「否」からはじまり抽象的労働に抗して「為すこと」を解き放つ黙示録的革命へ。“帝国”以降の世界をひらく新たな闘争の詩学/理論。『権力を取らずに世界を変える』の著者。いま最も重要な思想家ホロウェイの決定的名著。

目次

1 壊すこと
2 亀裂 尊厳の反政治
3 不可能性の淵の亀裂
4 労働の二面的性質
5 抽象的労働 巨大な囲い込み
6 抽象的労働の危機
7 労働に反して為すこと 裂け目の革命のメロディ
8 誕生の時

著者等紹介

高祖岩三郎[コウソイワサブロウ]
1954年生まれ

篠原雅武[シノハラマサタケ]
1975年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まつゆう

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資本主義のオルタナティブの萌芽は世界中にあるが、それらをどう結び付けていくか、どう資本主義を壊すかはまったくの未知数であり、この本はその難題に直接挑むのではなく、そこに至る下準備としてこれまでの道を掃除し、綺麗に整理したという印象。何か断定調の答えが知りたい人にはあまりお勧めできないが、無目的的な活動が悪いとされてしまうような時代、自分の思考を狭めている檻について(是非はともかく)考えてみたい時には示唆に溢れた本。2014/03/27

Takamitsu Tsubo

0
うーむ微妙な本であった。最も引っかかるのは社会の変革を促しながら、多数者を結びつけるという視点が無いという点だ。 抽象的人間的労働を問題としながら、実際の労働の支配関係には踏み込まない。 図書館で借りて読んでよかったです。 この値段で買ってたら・・・。2013/08/27

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