内容説明
銀行業への参入構想、電子商取引への進出…超常識の経営学が、いま明かされる!時代を変え続ける凄い男の発想力。
目次
第1章 流通業からの銀行参入は何を変えるか―静かに燃える男が時代を動かし始めた
第2章 異端児がECビジネスの主役へ躍り出る―電子大国ニッポンを揺るがす鈴木の野望
第3章 セブン‐イレブンその驚異的成長の秘密―強い組織を創る新しいリーダーの条件
第4章 イトーヨーカ堂の“これから”に何を学ぶか―流血の革命なしに企業の成長はありえない
第5章 客の欲求を「発注」するのが小売りの命―「買いたい」を先読みする鈴木流IT経営の発想
第6章 世界を睨む巨大情報システムの威力―日本を掌中に収めるセブン帝国の新頭脳
第7章 時代を変え続ける男、胸中を語る―鈴木敏文よ、あなたは何者だ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noritsugu
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英雄を持ち上げる本。現状紹介ということで、第1,2章が金融への参入やECビジネスの話になっているのだが、興味がわかず不要。『日本電産永守イズムの挑戦』の構成を思い出してしまった。(『日本電産永守イズムの挑戦』は日本電産が買収をたくさんしていて買収が重要だから第一章に買収話を持ってきたのだろうけど、その第一章がつまらなかった)第1,2章以外はまあ普通。2005/09/10
コホーー
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勉強になったのは次の6点。①お客のためにではなく、お客の立場に立ってものを考えよ、②お客のわがままを聞いてやるのが小売業、③今は価格訴求の時代ではない。価値訴求の時代、④価格は重要な要素ではあるが、価値の一部分でしかない。価値として評価されないものは、いくら値段が安くても、それは買い手にとって安くはない。欲しくないものはただでも要らない。価値ある価格でなければお客は受け入れてくれない、⑤商品には売れ筋と死に筋がある。それは買い手が決めること、⑥買い手市場の時代になり、価値の選択権は買い手の側に移った。2023/02/08
こじか
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売り手市場から買い手市場になったことをいち早く察知し、対策を打っていったことを知った。周りが反対したり、不満を漏らしたりしても、お客様のために方針を曲げない姿勢が参考になった。2021/09/19