ホモ・モルタリス - 生命と過剰第2部

ホモ・モルタリス - 生命と過剰第2部

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  • サイズ B6判/ページ数 227,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309241319
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0010

内容説明

本書は死のトポスを描いた物語ではなく、死の意識の根源にあるカオスの絶えざる差異化運動の物語である。古今東西の「生と死のコスモロジー」に代えて、「生(=死)のコスモソフィー」を提起した理由がそこにある。

目次

プロローグ 白のアナグラム
第1章 死の意識
第2章 死の心性史
第3章 死のコスモソフィー
エピローグ 赤の“ひとかた”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fishdeleuze

4
言語学者である丸山圭三郎の晩年のエッセイ。本書はソシュール学者としての著書というよりは、豊穣な知から繰り出される良質なエッセイであり,とりわけ第三章において、ソシュール,フロイト,ラカンに依拠したドラマティックな丸山哲学、死の(=生の)コスモソフィーを展開している。生と死を対立概念と捉えず,ダイナミックな円環運動としいかにノモス(制度化された領域)に絡み取られず、カオスからコスモスへとダイナミックな運動をすることによって生をそして死を生きることが出来るかという読み応えのある理論展開となっている。2012/08/02

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