内容説明
みんな悪人。悪を抱きしめて生きろ。学校では教えてくれない「悪人」のススメ。
目次
第1章 私の悪と愛
第2章 悪の正体
第3章 悪人は創造者である
第4章 日常使いの悪
第5章 それでも、幸せになりたい
第6章 共同で悪を鎮める
著者等紹介
今中博之[イマナカヒロシ]
1963年生まれ。ソーシャルデザイナー。社会福祉法人素王会理事長。インカーブ(旧アトリエインカーブ)代表。大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)センター招へい教授。金沢美術工芸大学非常勤講師。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会:文化・教育委員会委員、エンブレム委員会委員。厚生労働省・文化庁:障害者の芸術文化振興に関する懇談会構成員、障害者文化芸術活動推進有識者会議構成員。イマナカデザイン一級建築士事務所代表(一級建築士)。100万人に1人の障がい、偽性アコンドロプラージア(先天性両下肢障がい)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
親鸞を手掛かりとする悪の探求 障害者共生による悪人性自覚 問題共同解決による悪人鎮静 生命左右の力たる生殺与奪 入院体験が生んだ悪と愛 拘束具と自傷による痛み分散 依存先増加としての自立概念 善悪混在スペクトラムの現実認識 親鸞縁論による自己責任論批判 くじ引き能力と能力主義批判 守るための致命的な嘘の心理 やめられぬ三毒煩悩との共生 流行迎合せぬ悪人の創造性 自力で抑えられぬ人間の弱さ 仲間守るためのオキシトシン攻撃性 受動性の価値と弱み共有の知恵 同意なき悪としての出生願望 悪人自覚による悪の暴発防止2025/04/29