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内容説明
世界を異化する吟遊詩人。歌と語りが誘う、もうひとつの世界。
目次
第1部(エチオピア高原の吟遊詩人(川瀬慈)
タール沙漠の芸能世界(小西公大)
ベンガルの吟遊行者と絵語り(岡田恵美)
ネパールの旅する楽師(南真木人)
瞽女―見えない世界からのメッセージ(広瀬浩二郎)
うたが生まれる心の小道(矢野原佑史)
モンゴル高原、韻踏む詩人たちの系譜(島村一平)
マリ帝国の歴史を伝える語り部(鈴木裕之))
第2部(ポピュラー音楽と吟遊詩人;研究者のまなざし;韻と抑揚、イメージの深淵)
著者等紹介
川瀬慈[カワセイツシ]
国立民族学博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
142
吟遊詩人は、グイン・サーガの世界かと思いきや、まだまだ世界に日本に現存しているようです。 一度、吟遊詩人にリアルで逢ってみたい。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309229263/2024/09/26
ebi_m
2
みんぱく特別展の解説書(と書かれている、図録ではなく)。展示も見に行ったが、別途解説が掲載されている分野もあり、昔ガンダルバの人たちを撮った映像を、今の現地の人達に見てもらったというレポートが良かった。もっと読みたい人のための関連図書リストがついてるのもよい。ベンガル地方のバウルと、モンゴルのラップ話はもっと知りたい。研究者がそれぞれの研究対象を展示にまとめているため、なんとなくバラバラした印象を受けるが、それが吟遊詩人というテーマで特別展にまとめられているのも世界の広さみたいなものを感じる。2025/01/04
uh
1
語り継ぐこと。コロナ禍を描いたポトゥアの絵語りには歴史の移ろいを新鮮に感じた。いつか瞽女ミュージアム高田行ってみたい。2025/01/13