出版社内容情報
18世紀、インドを征服した一企業による歴史的な組織暴力と、インドの悲劇を描いた、近年の歴史書最大の話題作、待望の邦訳!
内容説明
金と権力への飽くなき欲望は未曽有の飢饉を巻き起こし、戦乱の炎は、インドを焼き尽くす。豊饒な大地は屍と化し、そして東インド会社にも破滅のときが訪れる―。
目次
第6章 飢饉
第7章 デリーの荒廃
第8章 ウォーレン・ヘースティングズの弾劾
第9章 インドの屍
著者等紹介
ダルリンプル,ウィリアム[ダルリンプル,ウィリアム] [Dalrymple,William]
1965年、スコットランド生まれ。現在、イギリスで最も活躍する歴史家のひとりで、その著書の多くがベストセラーとなっている。ケンブリッジ大学在学中に発表した、マルコ・ポーロについての評伝In Xanaduで評価を得て、その後、White Mughals,The Last Mughals:Love and Betrayal in 18th‐century India,Return of a King:The Battle for Afghanistanなど、インド、ムガル帝国を舞台とした数々の話題作を発表した。THE ANARCHYは、2019年のサンデー・タイムズベストセラーのトップ5に入り、バラク・オバマによる同年のベストノンフィクションにもリストアップされた
小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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