世界史の発明

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世界史の発明

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  • サイズ 46判/ページ数 459p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309228327
  • NDC分類 209
  • Cコード C0020

出版社内容情報

紛争、疫病、貧困、環境破壊――かつてない危機の時代を生き抜くために、
知るべきは未来ではない、過去だ。

石器時代からAI社会まで、人類共存のヒントを探し、
我々が「創造した」5万年史を再構築する。
『イスラームから見た世界史』の著者による、新しい世界史の誕生!
現在、世界はかつてないほど密接に複雑に絡み合っているが、集団としては頑なに分かれたままだ。私たちは同じ惑星に生きているが、多くの異なる世界に暮らしている。私たちが全世界として見ているものは、私たちの目から見た世界に過ぎないし、その「私たち」が何者かによって違ってくる。私たちが世界史として理解しているものは、じつは社会的に構築された、「誰か」を中心にした世界史の物語である。(中略)ほかにも多くのナラティブがある。どれくらい多いかというと、地球上の人間集団が自分たちを「私たち」と考え、それ以外を「彼ら」と見なす、その数だけある。(中略)現在の私たちは、何かにつけて反目し合い、種としてひとつの目標に向かって進むこともできず、互いに孤立しているかもしれないが、未来もそうなるわけではない。(中略)文化の境を超えてつながるためには、背景を真剣に受け止める必要がある。それが、自分たちとまったく違う人々と共につくる、目的を持った世界を垣間見るための唯一の方法だ。【本文より】

【目次より】
第一部 道具、言語、環境
第二部

内容説明

かつてない危機の時代を生き抜くために、知るべきは未来ではない、過去だ。紛争、疫病、貧困、環境破壊―かつてない危機の時代を生き抜くために、知るべきは未来ではない、過去だ。石器時代からAI社会まで、我々が「創造した」5万年史を再構築する。『イスラームから見た「世界史」』の著者による、新しい世界史の誕生!

目次

第1部 道具、言語、環境
第2部 ひとつの惑星、多くの世界
第3部 テーブルが傾く
第4部 歴史の転換点
第5部 機械時代の到来
第6部 シンギュラリティには三つの面がある

著者等紹介

アンサーリー,タミム[アンサーリー,タミム] [Ansary,Tamim]
1948年、アフガニスタンのカブールに生まれる。1964年からアメリカ在住。著書“Destiny Disrupted:A History of the World through Islamic Eyes”(邦題『イスラームから見た「世界史」』2011年、紀伊國屋書店)は、北カリフォルニア図書賞(ノンフィクション部門)を受賞し、10か国語に翻訳され、日本でも話題となった。ノンフィクション書だけではなく、小説も出版している。執筆活動のほか、多数の講演も行っている。現在、カリフォルニアに在住。地元の文章講座で教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

12
イスラム出身の著者が歴史観は一様ではないと説く。本は分厚く冗長に感じられる部分は読み飛ばした。印象に残ったのはナラティブの多面性を説く部分。事実が複数存在すること、どのような物語として認識するかにより解釈が異なること、解釈が異なる人同士が分かり合う事は難しいと著者は力説する。しかも近年社会的分断が複雑化し移り変わりも早くなっているという。著者は達観しているのか、特段の対抗手段を記載する素振りもない。そんな著者のサービス精神の無さにがっかりする自分自身の感情変化が妙に安っぽいなあと気恥ずかしく思った。2022/03/28

あんぽんたん

8
人類の裏に流れる「物語」を軸に世界の歴史を綴る。その「物語」は時系列を縦に、各世界を横に繋ぐ壮大なものである。時代が進むと「物語」の新解釈や時代遅れの概念の棄却が試みられるが、根幹は揺るがない。そうして脈々と受け継がれた「物語」が今の全世界を形作っている。内容は『サピエンス全史』に似るが、それに匹敵する大作。出会えてよかった一冊。具体性を排除して軽快に綴られた『サピエンス全史』。一方、こちらは歴史を参照しながら著者の主張を解釈するが、当時の時代背景が逐次空想され神の視点からシーンを眺めるが如くであった2022/02/09

山のトンネル

4
人類の歩みを俯瞰できる本2022/01/27

ふら〜

2
世界史の通史を人類が発明した数々の道具や概念、そしてマスターナラティブ(大きな物語とも違うが、その通底する考え方とでもいうか)をキーに解説。違った視点で歴史を見るのも面白い。2021/12/06

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