出版社内容情報
『サピエンス全史』『ホモ・デウス』で全世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人による、人類の「現在」を考えるための21の問い。
内容説明
『サピエンス全史』で人類の「過去」を、『ホモ・デウス』で人類の「未来」を描き、世界中の読者に衝撃をあたえたユヴァル・ノア・ハラリ。本書『21 Lessons』では、ついに人類の「現在」に焦点をあてる―。テクノロジーや政治をめぐる難題から、この世界における真実、そして人生の意味まで、われわれが直面している21の重要テーマを取り上げ、正解の見えない今の時代に、どのように思考し行動すべきかを問う。いまや全世界からその発言が注目されている、新たなる知の巨人は、ひとりのサピエンスとして何を考え、何を訴えるのか。すべての現代人必読の21章。
目次
1 テクノロジー面の難題(幻滅―先送りにされた「歴史の終わり」;雇用―あなたが大人になったときには、仕事がないかもしれない;自由―ビッグデータがあなたを見守っている;平等―データを制する者が未来を制する)
2 政治面の難題(コミュニティ―人間には身体がある;文明―世界にはたった一つの文明しかない;宗教―今や神は国家に仕える;移民―文化にも良し悪しがあるかもしれない)
3 絶望と希望(テロ―パニックを起こすな;戦争―人間の愚かさをけっして過小評価してはならない;謙虚さ―あなたは世界の中心ではない;神―神の名をみだりに唱えてはならない;世俗主義―自らの陰の面を認めよ)
4 真実(無知―あなたは自分で思っているほど多くを知らない;正義―私たちの正義感は時代後れかもしれない;ポスト・トゥルース―いつまでも消えないフェイクニュースもある;SF―未来は映画で目にするものとは違う)
5 レジリエンス(教育―変化だけが唯一不変;意味―人生は物語ではない;瞑想―ひたすら観察せよ)
著者等紹介
ハラリ,ユヴァル・ノア[ハラリ,ユヴァルノア] [Harari,Yuval Noah]
歴史学者、哲学者。1976年、イスラエル、ハイファ生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、2018年のダボス会議での基調講演など、世界中の聴衆に向けて講義や講演も行なう。著書は、世界的なベストセラーとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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