内容説明
「いつ、誰が、何のために建てたのか」―。かつて行った修学旅行では頭に入らなかった名所・旧跡の歴史知識も、時代に沿って巡ればよく理解できる。銀閣寺、龍安寺、二条城、寺田屋…といった歴史の舞台を順に追うことで、戦国時代~幕末維新までの日本史の流れをつかむ“京都の歩き方”の書である。
目次
1章 民衆の台頭による戦国時代の幕開け(幕府の衰退と東山文化の隆盛―時代背景のポイント;八坂神社―庶民に支持された「祇園さん」 ほか)
2章 天下統一への道を目指した信長の栄光と挫折(信長政権による戦国時代の終わり―時代背景のポイント;建勲神社―神になろうとした信長 ほか)
3章 秀吉の全国支配とともに育まれた桃山文化(秀吉はいかに京都を支配しようとしたか―時代背景のポイント;方広寺―豊臣家の繁栄と没落の象徴 ほか)
4章 徳川政権下で文化都市に変貌する京都(長期政権を築いた徳川幕府の政策とは―時代背景のポイント;二条城―将軍上洛時の居館 ほか)
5章 動乱の幕末期を駆け抜けた維新の志士たち(行きづまる幕府と維新への期待―時代背景のポイント;新撰組壬生屯所跡―尊王派の志士に恐れられた新撰組 ほか)
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
Taka
メタボン
あきこ
あっちゃんのパパ