京都を歴史に沿って歩く本 戦国時代~幕末維新篇

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309225715
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0021

内容説明

「いつ、誰が、何のために建てたのか」―。かつて行った修学旅行では頭に入らなかった名所・旧跡の歴史知識も、時代に沿って巡ればよく理解できる。銀閣寺、龍安寺、二条城、寺田屋…といった歴史の舞台を順に追うことで、戦国時代~幕末維新までの日本史の流れをつかむ“京都の歩き方”の書である。

目次

1章 民衆の台頭による戦国時代の幕開け(幕府の衰退と東山文化の隆盛―時代背景のポイント;八坂神社―庶民に支持された「祇園さん」 ほか)
2章 天下統一への道を目指した信長の栄光と挫折(信長政権による戦国時代の終わり―時代背景のポイント;建勲神社―神になろうとした信長 ほか)
3章 秀吉の全国支配とともに育まれた桃山文化(秀吉はいかに京都を支配しようとしたか―時代背景のポイント;方広寺―豊臣家の繁栄と没落の象徴 ほか)
4章 徳川政権下で文化都市に変貌する京都(長期政権を築いた徳川幕府の政策とは―時代背景のポイント;二条城―将軍上洛時の居館 ほか)
5章 動乱の幕末期を駆け抜けた維新の志士たち(行きづまる幕府と維新への期待―時代背景のポイント;新撰組壬生屯所跡―尊王派の志士に恐れられた新撰組 ほか)

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

37
京都は歩きの参考に。2016/08/16

Taka

9
京都に旅行に行くのではなく、お散歩に行ってきますよ。自らを神として祀らせた信長の建勲神社。信長縁の妙覚寺、本能寺、南蛮寺。秀吉最後の花見の舞台醍醐寺。日本庭園の美の極地。桂離宮。木屋町周辺の幕末志士縁の場所の数々。京都は何度も行ったことあれど、いつもドタバタ、押し合いへしあいして慌ただしい。小判の目も地図で見るだけで感じた事はない。清水寺で触れる京都らしさとはまた違った京都らしさを感じたい。2022/03/23

メタボン

8
☆☆☆ 幕末維新の時期の京都に激動の時代を感じた。その頃の風情を残す祇園界隈にはやはり心惹かれる。秀吉が作った聚楽第や伏見城はすぐに取り壊され今は跡形もないが、当時の栄華をこの目で見てみたいとも思った。2015/01/07

あきこ

1
全作より、時代が激動なだけに面白い。京都は歴史のテーマパークであり、歴史というものは消し去りようもないものだということを感じられる。政権が変わるとき、前時代の痕跡を消し去るのは大事なのだろうけど、今残されていたらと思うと残念でならない。江戸以降の質実剛健な建物や庭もいいけれど、秀吉時代のキラキラ感もまた時代を反映したいいものだったろうと思う。ま、全部残していたら何も進まないのだけど。2016/03/03

あっちゃんのパパ

0
評価=4:歴史を追いながら名所巡りをするとより味わい深い観光となるのが分かる。2017/05/12

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