東アジアの記憶の場

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  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309225425
  • NDC分類 220.04
  • Cコード C0021

目次

序文 「東アジアの記憶の場」を探求して
古典古代の空間
物語のダイナミクス
ペルソナの断裂
風景の複層
身震いの経験
規律の反転

著者等紹介

板垣竜太[イタガキリュウタ]
1972年生まれ。同志社大学社会学部・准教授。朝鮮近現代社会史

鄭智泳[チョンジヨン]
1967年生まれ。梨花女子大学校女性学科・助教授。朝鮮女性史

岩崎稔[イワサキミノル]
1956年生まれ。東京外国語大学総合国際学研究院・教授。東京外国語大学出版会編集長。哲学、政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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飛燕

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『記憶の場』は「記憶」を分析概念に設定したことで、「歴史」を絶対普遍のものから相対的表象へと解体させるとともに、「歴史」から隠蔽・抑圧された「記憶」へと注目が集まるきっかけを作り出した。しかし一方で、『記憶の場』自体、植民地の「記憶」は扱わないなど、フランスのナショナルな「記憶」に対応した隠蔽を行っているとの批判も生じた。本書はかかる動向を踏まえつつ、一国の「国民的記憶」を検討するのでなく、日本・朝鮮・中国の「国民的記憶」を対照することによって、「記憶」の抑圧を浮き彫りにしようとした意欲作である

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