会津維新銘々伝―歴史の敗者が立ち上がる時

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309225265
  • NDC分類 281.26
  • Cコード C0021

出版社内容情報

斗南の地の挙藩流罪となった悲劇の会津明治維新。ある者は開拓に、ある者は西南戦争に、ある者は新政府に、ある者は反逆者に。敗者も立ち上がった日本近代の実像。

内容説明

大政奉還以後、鳥羽伏見、戊辰戦争と敗れ、斗南の地に挙藩流罪となった悲劇の会津維新。ある者は開拓に生涯を捧げ、ある者は西南戦争に夢を賭け、ある者は新政府に志を託し、またある者は反逆者となって闘争をつなぐ。敗者も立ち上がった日本近代の実像。

目次

1 京都守護職時代の英傑たち(松平容保―京都守護職を逃げなかった藩主;田中土佐―守護職反対から主戦派に転じた筆頭家老;横山常徳―長老格の「江戸の顔」 ほか)
2 籠城戦を乗り越えて(西郷頼母―不可解・不人気の筆頭家老;梶原平馬―北方政権の夢は消え、失踪;山川浩―会津のエース ほか)
3 少年少女の新しい夜明け(柴五郎―会津出身初の陸軍大将;出羽重遠―会津出身初の海軍大将;林権助―対中国外交の権威となった「ひげの隊長」の孫 ほか)

著者等紹介

星亮一[ホシリョウイチ]
1935年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒業、日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。歴史作家。職歴・福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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