葬儀の民俗学―古代人の霊魂信仰

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309225258
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0039

出版社内容情報

各地に大島という名の「小さい」島がある。なぜか。「青島」がなまったもので、「アオ・アウ・アワ」は埋葬地を意味する。「霊」を探る踏査行をへて葬制に到る、賤と穢れの民俗学。

内容説明

日本各地に大島という名の「小さい」島がある。なぜか。これは「青島」がなまったものである。「アウ・アオ・アワ」は埋葬地を指す。巨木、楠神信仰から、天にそびえる柱、「3(ミ)」という聖数に「霊」を探る捜査行を経て、葬送儀礼の誕生に到る、画期的な賎と穢れの民俗学。

目次

第1章 土佐の海辺から
第2章 柱を立てる
第3章 聖数論
第4章 石の神、海の神、山の神
第5章 「青」へ行く
第6章 洞窟葬と根の国
第7章 殯・死臭漂う魂の昇華儀礼
第8章 「イチ」の今昔

著者等紹介

筒井功[ツツイイサオ]
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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